5万件/秒のトランザクション処理が可能なミドルウェア——NEC、新アーキテクチャ製品
新システムアーキテクチャは「Parallel Stream Architecture(パラレル・ストリーム・アーキテクチャ)」と呼ばれ、大規模・高速のトランザクション処理を実現しており、現在の基幹業務システムにおける高トラフィック(ピーク時 数千件/秒)の10倍を越える数万件/秒のオンライン処理性能を持つ。リアルタイム性を保証するスケジューリング方式、データ処理のCPU単位コストを低減するメモリ型データベース(DB)、システムの高拡張性を実現する分散型DB構成といった特長を持つ。
さらに1件当たりの処理コストはバッチシステム並みの低コスト化を可能としている。同時に、オンライン処理では難易度が高いといわれる拡張性についても優れており、アプリケーションソフトウェアの変更を行わなくても、サーバ増設により簡単に処理能力を向上できるため、将来の大規模化が見込まれるシステムを比較的小規模からスタートすることが可能となっている。
新アーキテクチャに基づき、開発したミドルウェア「WebOTX Parallel Stream Monitor」は、大量データの高速トランザクションデータを分類、一括処理するトランザクションモニタであり、信頼性、可用性、拡張性、運用性を備えたサービスプラットフォームミドルとなっている。「InfoFrame Table Access Method」は、大量データをメモリテーブルとして保持、アクセスすることにより、高速でスケーラブルなデータアクセスを実現。さらにメモリテーブル化によるデータ消失リスクをジャーナルおよびレプリケーションにより確実に解消している。
価格はWebOTX Parallel Stream Monitor、InfoFrame Table Access Methodともに260万円(基本ライセンスのみ)。出荷開始時期は10月31日となる。NECでは今後3年間に30システムの販売を見込んでいるとのこと。
なお、本アーキテクチャに基づき開発した大量イベント情報をリアルタイムに処理するミドルウェアは、NTTドコモの料金システムに採用されており、トランザクション処理性能5万件/秒を実現している。
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