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富士通研究所、WiMAX送信アンプの効率を2倍、伝送速度13.5Mbpsを実現する新技術

2007年4月13日(金) 21時31分
 富士通研究所は13日、WiMAX端末向けの送信用アンプの効率を従来比2倍とする新技術を発表した。の画像
 富士通研究所は13日、WiMAX端末向けの送信用アンプの効率を従来比2倍とする新技術を発表した。
 富士通研究所は13日、WiMAX端末向けの送信用アンプの効率を従来比2倍とする新技術を発表した。

 同技術は、線型化回路を小型化し、さらにベースバンド部の線型化回路にOFDM特有の処理を施すことで低消費電力化したほか、アナログ回路のアンプを従来のドハーティ型をもとにトランジスタの大きさと整合回路を最適化することで高効率化を実現したもの。実証実験では、1GHz駆動のアナログ部の基地局用線型化回路をWiMAX端末用に最適化したものを利用し、出力電力19dBm時に電力負荷効率(PAE)40%という高効率と、優れた線型性が同時に得られた。

 同技術により、送信用アンプの消費電力を約半分に抑えて通話時間を約50%伸ばすだけでなく、機器の小型軽量化や信頼性の向上が可能となる。また、64QAM方式の伝送が可能となり、伝送速度が従来の16QAMによる9Mbpsから13.5Mbpsにまで引き上げられた。

 今後は、2.5GHz駆動のアナログ部分を1チップ化して、デジタル信号処理部は歪み補償方式のシステムLSIを開発した上で、2008年度中の実用化を目指すとしている。
《富永ジュン》
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