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ポッドキャストの認知率は16%〜マイボイスコムとJストリームが調査

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 マイボイスコムとJストリームは、「ポッドキャストの利用」について共同調査し、結果を公表した。2005年11月1日〜5日に15,525件の回答を集めて集計を行った。その結果、「Podcast」に関しては、認知率16%、MP3プレイヤーでの聴取(1.6%)、PCでの聴取(1.9%)、コンテンツの作成・配信(0.5%)を合計して「利用経験がある」のは3%としている。これに「知っているが利用したことはない」(12.1%)をあわせ、約16%がポッドキャストを認知しているものとした。

 よく利用するコンテンツサイトは、「iTunes Music Store」が73.5%を占め、「Podcasting Juice(@nifty)」(12.6%)、「ねじとら(ライブドア)」(9.1%)が続くが、大きく引き離している。自由記述によるPodcastへの不満を見ると、「コンテンツが少ない」「音楽が聴けない」などが見られ、コンテンツの充実が望まれている。

 なお、同じメンバーに対するアンケートで、ポータブルMP3プレイヤーを「持っている」と回答したのは21.5%。これを男女別にみると、男性は29.6%、女性は16.2%となっている。また、年代別では10代33.8%、20代29.4%と、男性、若年層での所有率が高くなっている。MyVoiceで1999年に行った自主調査では、所有率は2%(「購入したいと思うか」の質問に対し、「既に所有している」2%)となっており、6年間で10倍以上の伸び率となった。所有している機種については、iPodが大きくリードしており、1強多弱の構図が進んでいるのがうかがえる結果となった。

 Podcastは、まだまだ黎明期とはいえ、現在利用していない層も含め、ビデオPodcastについて「視聴に興味」が2割見られるなど、今後の展開への期待がうかがえる。
《冨岡晶》
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