四国総合通信局は、2002年12月より「列車インターネットに関する研究会」が実施していた実験の結果を報告した。 この実験は、走行中の列車内で公衆無線LAN接続サービスを提供するというもの。特徴的なのは、モバイルIPを用いて列車とインターネットを接続したことにある。 報告書では、このモバイルIPが高速移動中の特急列車でも利用できたとしている。またこれまで歩行速度程度が限界とされていた5GHz帯を用いたOFDM方式の無線通信が、時速100kmの高速移動中でも有効であると実証したとのことだ。