兵庫県の淡路町、デジタルデバイドを解消するため町全体でADSLサービス導入に動く | RBB TODAY

兵庫県の淡路町、デジタルデバイドを解消するため町全体でADSLサービス導入に動く

ブロードバンド その他

 兵庫県の地方行政がブロードバンド整備に自ら動いた。兵庫県の淡路町は、ブロードバンドを電気・水道・ガスに続く4番目のインフラと位置づけ、すべての町民に対してADSLサービスを提供することにしたのだ。

 行政主導にも関わらず、淡路町が第3セクタなどを設立して独自にサービスを提供するのではなく、民間のADSL事業者に委託するという形をとる。このように行政が民間事業者に委託してADSLサービス提供をするという方法は日本初のことだが、早急にしかも町全域にブロードバンドサービスを普及するうえではかなり現実的な方法といえる。

 淡路町は明石海峡大橋のたもとに位置する人口7,014人(2,647世帯)の小さな町である。そのため、同町では下り速度64kbpsのフレッツ・ISDNしか利用できず、今後もブロードバンド事業者が参入してくる可能性はほとんどない。

 そこで、淡路町役場は、町全体にADSL回線を投入することとし、その経費を補正予算として計上した。町全体へのADSL整備については、行政ばかりか町内会や商工会、観光協会からも多くの意見が寄せられたという。淡路町では、全世帯へのADSLサービス導入によって、在宅福祉や災害情報、観光情報などに利用していくことを予定している。

 ADSLサービスを提供する事業者は関西ブロードバンド。月額利用料は1,980円(別途、モデムレンタル料が必要)を予定している。関西ブロードバンドは、兵庫県情報ハイウェイをバックボーンとして、兵庫県全域にADSLサービス「h555.net」を提供する予定でいる。
《RBB TODAY》

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