パワードコムとIIJグループ。TTNも含めて事業の統合化。NTTに匹敵する巨大グループめざし | RBB TODAY
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パワードコムとIIJグループ。TTNも含めて事業の統合化。NTTに匹敵する巨大グループめざし

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パワードコムとIIJグループ。TTNも含めて事業の統合化。NTTに匹敵する巨大グループめざし
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 パワードコムとIIJグループは、事業の統合化を目標とした提携の検討を開始したことを明らかにした(写真上:IIJ社長 鈴木幸一氏、写真下:パワードコム社長 種市健氏)。

 今回の統合に関する話は、あくまでも検討を開始したばかりとであり、具体的な内容はなにひとつ決まっていない。パワードコムとIIJグループの光ファイバサービスは互いにコンペティタではある。しかし、統合のコンセプトとしては、パワードコムの持つ光ファイバの管理・運用技術とIIJの持つ技術・品質を統合することにより、日本の通信をになうリーディングカンパニーをめざすことになる。

 パワードコムの種市社長とIIJの鈴木社長によると、通信事業における顧客は新サービスに対するニーズも高いうえに、品質、コストを重視するとしている。両社が持つインフラのオペレーションとサービス運用のノウハウを統合することで、利用者のネットワーク需要に敏速に答えられるネットワークサービスを提供できるものとしている。

 パワードコムとIIJグループは、年末には統合に向けた結論を出すとしており、現状では具体的な統合化に関する方向性はまったく決まっていない。また、IIJグループのどの会社が今回の統合に関与するかも明確ではない。鈴木社長はCWC(クロスウェイブコミュニケーションズ)は視野に入っているとしている。

 パワードコムは、急速なビジネスの立ち上げに向けて、最大のビジネススキームが作れる方法をさぐっている。今回のIIJグループとの話に加え、東京通信ネットワークの統合に関しても事実を認めており、来年4月に合併の方向となっている。
《RBB TODAY》
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