住友電工と東電、45Mbpsの通信速度を実現した世界最速の電力線通信用モデムを開発 | RBB TODAY

住友電工と東電、45Mbpsの通信速度を実現した世界最速の電力線通信用モデムを開発

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 住友電気工業と東京電力の2社は、共同で通信速度45Mbpsを実現した電力線通信用(PLC)モデムを開発した。同社らによれば、45Mbpsという通信速度はPLC用モデムとしては世界最速であるという。この通信速度は、DS2社(スペイン)のPLCチップを採用することで実現した。また、このPLCチップを高速化することで、将来的には200Mbpsという高速も実現可能としている。

 同製品については、スペイン最大の電力会社であるENDESAが、2月初旬にサラゴサ市内(スペイン)の集合住宅を対象に行った実証実験にすでに成功しており、今夏にも数千規模におよぶ試験サービスを開始することになっている。ENDESAは、電力線通信を利用したインターネットアクセス、インターネット電話、ビデオストリーミングの配信などの事業化に熱心に取り組んでいるという。

 電力線通信とは、屋外の配電線や屋内の電線を利用しインターネットアクセスを提供するという技術。家庭内のコンセントからインターネット(光ファイバ)に接続することもできるため、容易にブロードバンド環境を構築することができると期待されている。

 住友電工とENDESAは、試験サービスでの結果を検証後、ヨーロッパを中心に海外での販売を積極的に推進していくという。ただし、本製品は1.7M〜30MHzという高周波数帯を利用するため、国内では電波法の規制により現段階では使用することができない。
《RBB TODAY》

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