
株式会社ティーエッチエスは、2026年9月24日、運営する医療ユニフォーム専門ECサイト「THS-白衣NET」の受注データをもとに、クリニック開業時のユニフォーム選定の実勢を公開しました。開業を控えた院長や、採用したばかりの看護師・医療事務スタッフの制服をどう決めるかという相談が増えていることを受けたものです。法人名義で初めて発注したクリニック・医院・診療所の平均は5.7枚で、6件に1件は10枚以上をまとめて発注していました。色別ではネイビーが43.6%を占め、ホワイトの14.8%を大きく上回ります。初回から2回目の発注までは中央値で18日でした。
■開業準備で後回しになりやすいユニフォーム選定
厚生労働省の医療施設動態調査によると、一般診療所は10万5千施設台で増加が続いています。開業準備では物件、内装、医療機器、電子カルテ、採用と検討事項が並び、スタッフのユニフォームは終盤に回されがちです。一方で、来院した患者さんが最初に目にするのは受付スタッフと看護師の制服です。既存の情報は清潔感や印象の重要性を説くものが中心で、何枚をどの色で用意すればよいかという実務的な基準はほとんど示されていません。THS-白衣NETは医療ユニフォーム専門のECサイトとして、施設として実際に選ばれているものを数値で公開します。(出典:厚生労働省「医療施設動態調査」)
■施設としての初回発注は平均5.7枚
THS-白衣NETでは、法人名義のお客様が2024年以降に初めて発注した内容を業種別に集計しました。クリニック・医院・診療所の平均は5.7枚、扱った商品の種類は平均2.2種類で、10枚以上をまとめて発注したケースは15.5%でした。6件に1件は初回から10枚以上を発注している計算です。個人名義での購入は平均2.5枚と大きく下回り、こちらはスタッフが自分用に買い足す動きとみられます。施設として制服を決める場面と、働く人が個人で買う場面では、発注の規模がまったく違います。
(数値の出典:THS-白衣NET受注データ・2024年1月以降の法人初回注文)
■業種によって異なる採用品番
初回発注で採用率が最も高かった品番を業種別に並べると、商品の種類そのものが分かれます。ここでいう採用率は、その業種で法人名義の初回発注をした施設のうち、その品番を含んでいた割合です。カラーの構成比もあわせて示します。訪問看護は1品番の採用率が11.9%に達し、選択が一点に集中しています。平均枚数も7.5枚、10枚以上の比率も27.0%と最も高い業種です。薬局・薬店は上位品番がすべて長袖の診察衣タイプで、スクラブは1つも入りません。歯科・歯科技工所はデザイン性の高いスクラブが最上位です。同じ医療の現場でも、何を着るかは業態によって別の答えになります。

女子パンツ(脇ゴム) LH-6203
●クリニック・医院・診療所商品名 :女子パンツ(脇ゴム) LH-6203
メーカー:ナガイレーベン
主なカラー:ネイビー約54%/オフホワイト約17%/ベージュ約15%
URL:https://ths-net.jp/shopdetail/000000002421/

ukaスクラブスタディ レディススクラブ半袖 UM500
●歯科・歯科技工所商品名 :ukaスクラブスタディ レディススクラブ半袖 UM500
メーカー:住商モンブラン
主なカラー:インディゴブルー32%/アースブルー15%/ブルーグレー12%
URL:https://ths-net.jp/shopdetail/000000134219/

女子白衣シングル診察衣長袖 KEX-5190
●薬局・薬店商品名 :女子白衣シングル診察衣長袖 KEX-5190
メーカー:ナガイレーベン
主なカラー:ホワイト60%/ブルー36%/ピンク40%
URL:https://ths-net.jp/shopdetail/000000028025/

高機能ポプリン男女兼用スクラブ半袖[KAZEN製品] 133
●訪問看護商品名 :高機能ポプリン男女兼用スクラブ半袖[KAZEN製品] 133
メーカー:KAZEN
主なカラー:ダークネイビー37%/ネイビー14%/ターコイズ12%
URL:https://ths-net.jp/shopdetail/000000000984/
■業種で選ばれ方が分かれる理由
ここの差がなぜ生まれるのか、日々のご相談から考えられる理由をお伝えします。
※以下は受注データから読み取れる事実ではなく、専門店として接客する中で得た当社の考えです。
クリニックでトップスではなく、パンツの品番が採用率の最上位となった背景には、そもそもパンツの選択肢がトップスほど多くないことが考えられます。トップスはスクラブ、チュニック、ケーシー、診察衣と形が分かれ、色やデザインの幅も広いため選択が分散します。対してパンツは形のバリエーションが限られ、動きやすさとサイズ展開で選ぶことになるので、結果として特定の品番に集まります。脇ゴム仕様はサイズの許容幅が広く、体型の変化があっても長く着られる点も選ばれる理由です。
歯科でデザイン性の高いスクラブが最上位に来るのは、院長の裁量で内装や看板とトーンを合わせやすい規模だからです。ユニットに座る患者さんとの距離が近く、視界に入る時間も長いため、装いが医院の印象に直結します。
薬局で長袖の診察衣が選ばれるのは、服薬指導で立って応対する場面が多く、私服の上から羽織って着脱する運用に合うためです。調剤室と接客カウンターを行き来する動線でも、前開きの長袖は着脱しやすいという利点があります。
訪問看護で男女兼用スクラブに集中し、ロゴを同時に発注する事業所が多いのは、少人数チームで在庫を共有しやすい形が求められることと、利用者の自宅へ上がる前に所属を分かりやすく示すことが求められるためです。名乗るより先に胸のロゴが見えることが、玄関先での安心感につながります。
■クリニックの色選びはネイビーが4割
クリニック・医院・診療所が法人名義で購入したユニフォームを色別に集計すると、ネイビーが43.6%と突出し、ホワイトが14.8%で続きます。サックスなどのブルー系は7.1%、グレーは5.7%、ピンク系は5.5%、ブラックは5.1%、ベージュ系は4.2%でした。白衣といえば白という印象とは異なり、実際の選択はネイビーに集中しています。汚れが目立ちにくく、受付から診察室まで職種をまたいで揃えやすいことが背景にあります。(数値の出典:THS-白衣NET受注データ・直近2年間)
■初回発注から2~3週間後の本発注に備える
法人名義のクリニック・医院・診療所のうち57.3%が2回目の発注を行っており、初回からの日数は中央値で18日でした。開業前に試したものを本発注する、スタッフの増員分を足すといった動きが3週間以内に集中します。THS-白衣NETでは会員登録をすれば試着後の返送料が無料で、サイズと色を手元で確かめてから枚数を決められます。院名やロゴのネーム刺繍は昭和12年創業の提携刺繍工場でワンストップで対応します。訪問看護では初回発注をした事業所の6.3%が制服とあわせてロゴを依頼しており、名乗る前に所属が伝わる装いが求められています。スクラブ・白衣・ケーシー・ナースシューズなど約3,000商品を取り扱い、スタッフ全員分の一括導入、見積、請求書払いにも対応しています。(数値の出典:THS-白衣NET受注データ・2023年9月以降の法人初回注文)
■担当者コメント
THS-白衣NETの担当者は次のように述べています。「開業前の先生方から届く質問で最も多いのは、何枚用意すればよいかというものです。データを見ると、施設としての最初の発注は平均5.7枚で、そこから3週間ほどで本発注に進む流れが見られます。だからこそ試着後の返送料を無料にして、まず手に取っていただける状態を用意しました。色についても、白を想定して相談に来られた先生がネイビーを選ばれることは珍しくありません。」
■THS-白衣NETについて
THS-白衣NET(ths-net.jp)は、株式会社ティーエッチエスが運営する医療ユニフォーム専門のECサイトです。ナガイレーベン・KAZEN・フォーク・チトセ・住商モンブランなど国内主要メーカーの商品を仕入れて販売しており、スクラブ・白衣・ケーシー・ナースシューズなど約3,000商品を取り揃えています。一つのサイトで複数ブランドを比較して購入できることに加え、医療ユニフォームに特化することで蓄積した商品知識と選び方の情報が強みです。試着後の返送料は無料で、実際に試してから決められます。ネーム刺繍・ロゴ刺繍は昭和12年創業の提携刺繍工場でワンストップ対応し、病院・クリニック・介護施設へのスタッフ全員分の一括導入、見積、請求書払いにも応じています。医療ユニフォーム選びで最初に選ばれる専門店を目指しています。
■出典一覧
・厚生労働省「医療施設動態調査(令和7年9月末概数)」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/m25/is2509.html
・厚生労働省「医療施設動態調査」調査一覧(最新回はこちらから参照)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/79-1.html
・THS-白衣NET 受注データ(自社集計)
集計期間:法人初回発注は2024年1月以降、カラー構成比は直近2年間、再発注率は2023年9月以降
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