アイルランド政府食糧庁Bord Bia(ボード・ビア)2025年のアイルランド産乳製品の対日輸出実績を発表 - PR TIMES|RBB TODAY
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アイルランド政府食糧庁Bord Bia(ボード・ビア)2025年のアイルランド産乳製品の対日輸出実績を発表




アイルランド政府食糧庁Bord Bia(ボード・ビア)は、2025年1月から12月までのアイルランド産乳製品の日本向け輸出実績を発表し、2025年の対日輸出量は約11,600トン、輸出額は約5,265万ユーロ(およそ約95億8,000万円)(*1)となりました。前年比では、輸出量が7.0%減、輸出額が8.9%減となったものの、日本市場において高付加価値製品である、アイルランド産乳製品の需要は引き続き堅調です。

品目別では、チーズが引き続き最大の輸出品目となり、輸出量は約10,500トン、輸出額は約4,625万ユーロ(およそ84億1,000万円)(*1)と、対日乳製品輸出全体の約9割を占めています。また、カゼインは約380トンと、前年比13.2%増となり、乳たんぱく原料への継続的な需要を反映する結果となりました。これは、日本市場において、健康維持のための日々の栄養補助食品の摂取が増加していることや、筋肉量・筋力維持におけるタンパク質の重要性に対する認識の高まりを背景に、堅調に推移したものと考えられます。

こうした輸出を支えるアイルランド国内の供給基盤も、堅調に推移しました。2025年1月から12月までの生乳生産量は80.4億リットルとなり、前年同期比で4億680万リットル増(4.8%)、2023年比でも3億7,680万リットル増(4.5%)となり、アイルランド乳業の安定供給力の高さが改めて示されています。さらに、アイルランドの生乳生産量は1975年から2025年までの50年間で約2倍に拡大しており、長期にわたる持続的な成長が続いています。

2025年には、アイルランドの主要乳業企業による日本市場強化の動きが顕著に見られました。アイルランドの主要乳業メーカー、ティルラン社は日本法人にカントリーマネージャーを迎え、本格的な市場展開を進めるとともに、アイルランド・キルケニーにある最先端のホエイプロテイン加工施設への1億2,600万ユーロの投資計画を発表しました。この投資により生産能力と製品品質の向上を図り、国際競争力の強化を目指しています。

また、2025年はケリー・デイリー・アイルランド社ケリー・グループから独立した初めての年となりました。暫定的な名称で事業を展開する中、Sustainable Dairy Partnership(SDP)(*2)の枠組みにおいて、乳製品加工企業として初めてステージ5認証を取得しました。同社は2026年半ばに、新たなコーポレートブランドを世界に向けて発表する予定です。さらに、レイクランド・デイリーズ社は引き続き日本市場進出を推進しており、日本のパートナー企業と連携しながら、高品質なアイルランド産グラスフェッドバターの日本向けの輸出を開始しています。グラスフェッドバターやカゼインなどの高タンパク乳原料を活用した独自性の高い製品ラインナップで、日本市場での事業を本格化させています。

アイルランド政府食糧庁Bord Bia(ボード・ビア)は今後も、日本市場に向けて、アイルランド産乳製品の品質、安全性、持続可能性、安定供給力を訴求し、チーズや乳たんぱく原料をはじめとしたアイルランド産乳製品の日本市場拡大を支援していきます。

(*1)ユーロ換算1ユーロ=182円 / 2026年3月換算レート
(*2) Sustainable Dairy Partnership(SDP): 乳製品のサステナビリティを国際的に評価・報告するための枠組みで、酪農製品のバイヤーと加工業者の双方が 共通の基準で持続可能性の進捗を測るための枠組みです。SAI Platform という国際的なサステナビリティ団体が主導し、世界中に190以上の会員を擁する非営利ネットワークです。

【アイルランド産乳製品について】
アイルランドは温暖な気候、清浄な空気、豊富な降水量、肥沃な土壌に恵まれ、豊かな牧草環境のもとで栄養価の高いグラスフェッド乳製品を世界中に供給しています。牧草中心のサステナブルな酪農システムで生産されるアイルランドの乳製品は、高い栄養価と品質を兼ね備えており、自然で持続可能な生産方式として国際的にも評価されています。

Teagasc (農業食品開発局) およびFood for Health Irelandの研究によると、年間平均約240日放牧され、飼料の約95%が牧草であるアイルランドのグラスフェッド乳牛から得られる生乳は、他の飼育環境と比べて優れた栄養特性を有することが明らかになっています。具体的には、オメガ3脂肪酸が約83%、共役リノール酸(CLA)が約141%多く含まれ、不飽和脂肪酸の割合が高く、飽和脂肪酸は低い傾向があります。こうした栄養価の高さは牧草主体の飼料に由来し、アイルランド乳製品の大きな特長となっています。さらに、栄養面だけでなく、機能性や風味の面でも高品質な乳製品の生産を支えています。

【アイルランド政府食糧庁Bord Bia(ボード・ビア)について】
アイルランド政府食糧庁Bord Bia(ボード・ビア)は、アイルランドの食品・飲料・園芸の分野において国内外での販売促進を担う政府機関です。生産者の成長と持続可能性に寄与することを目指しています。日本では主に、牛肉、羊肉、豚肉、乳製品、水産物、ウイスキーなどの輸出製品があり、そのビジネス支援をしています。
公式サイト:https://irishfood.jp/

【オリジングリーンについて】



食品の持続可能性の実現および保全に対するアイルランドの取り組みは、すでに世界中に知られています。国家的食品サステナビリティプログラム「オリジングリーン」を通じて、第三者による測定・監査を実施することで、世界最高水準の食の安全性と持続可能性の向上に取り組み、食品の長期安定供給を保証しています。さらにアイルランドは、持続可能な牛肉・ラム肉保証(SBLAS)制度を通じて、アイルランドの肉牛農場を対象に、動物の健康・福祉、食品安全、土地の管理、バイオセキュリティ、など様々な面で安全な畜産の要件を定めています。その達成状況を各農場レベルで、記録・モニタリングすることで、継続的改善を図っています。電子識別(EID)が導入されたことにより、消費者にとってより信頼性の高いトレーサビリティシステムが実現しました。

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