
動画配信や動画視聴アプリが日常生活に広く浸透し、多くの人にとって欠かせない存在となっています。YouTubeをはじめとする各種プラットフォームが独自のサービスを展開する中、利用者の選択も多様化しており、サービス間の競争も活発化しています。
そこで、株式会社マシェバラトークが運営するオウンドメディア『マシェラボ』( https://machetalk.jp/media/ )は全国の15歳以上の男女を対象に、配信アプリに関する利用実態調査を実施しました。
今回の調査で明らかになった、主なポイントは以下の通りです。
- 「YouTube」が利用率83.0%で独走、全指標でトップの座を維持
- 認知率では「TikTok Lite」が僅差で追随も、利用段階で大きく差が開く
- 好感度は大半のサービスが3以上を獲得、利用者は好意的な姿勢
本リリースでは、これらの調査結果をもとに、配信アプリ市場の現在地と今後の展望について考察します。
▼本調査のオリジナル記事は、弊社運営メディア『マシェラボ』にて公開しています。
https://machetalk.jp/media/streaming-app-survey-2025q2/
主な調査結果
1.認知率は「YouTube」が91.6%でトップ、「TikTok Lite」が僅差で追随はじめに、各ライブ配信アプリがどの程度知られているかを示す「認知率」から見ていきます。調査の結果、特定のサービスが非常に高い認知率を誇り、市場での存在感を確立している状況が明らかになりました。

2025年4月~6月期の調査では、「YouTube」の認知率が91.6%に達し、トップを維持しました。これに「TikTok Lite」が89.9%と僅差で続き、この2つの動画プラットフォームが他を大きく引き離す結果となっています。3位は「ニコニコ動画」で76.7%でした。
時系列で推移を見ると、上位2つのサービスは常に9割前後の極めて高い認知率を維持しており、多くの人にとって身近な存在であり続けていることがわかります。この状況からは、主要なアプリの認知が広く行き渡っており、市場全体が安定期に入りつつあると言えそうです。
2.利用意向も「YouTube」が86.0%で首位、「TikTok Lite」との差は開く
次に、各アプリが今後どれくらい「利用してみたい」と思われているか、利用意向を見ていきます。認知度の高さが利用意向にも反映される一方、サービス間の差は開く結果となりました。

2025年4月~6月期の調査において、「今後、利用したい」という意向が最も高かったのは「YouTube」で86.0%でした。これに「TikTok Lite」が64.7%、「ニコニコ動画」が42.3%で続いており、認知率と同じように上位3サービスが4位以下を大きく引き離す結果となっています。
認知率と比較すると上位3サービスの差は広がっており、利用者の「YouTube」に対する注目の高さが目立ちます。この傾向は過去の調査からも見られており、市場の関心が特定のサービスに固定化しつつある可能性がうかがえます。
3.現在利用率は「YouTube」が83.1%で独走、"絶対王者”の地位を確立
認知や利用意向の高さは、実際の利用に繋がっているのでしょうか。現在最も利用されているアプリを見ると、上位サービスの強さがより一層際立つ結果となりました。

2025年4月~6月期の調査では、「現在最も利用しているアプリ」として「YouTube」が83.1%という圧倒的な数値でトップに立ちました。続く2位は「TikTok Lite」で55.2%と、こちらも半数以上の支持を集めています。3位は「ニコニコ動画」の17.1%で、上位2サービスとの差は大きく開く結果となりました。
認知率から利用意向、そして今回の現在利用率に至るまで、上位サービスの顔ぶれは一貫しています。特に「YouTube」は、各指標で非常に高い数値を維持しており、利用実態にもその強さが現れたと言えるでしょう。
4.好感度は「YouTube」が4.20でトップ、各アプリも堅調な評価
最後に、各アプリを認知している回答者を対象に、そのサービスに対する好感度を1~5の5段階評価で質問しました。調査の結果、規模の大きいサービスが高い評価を得る一方で、それに次ぐサービスもそれぞれが根強い支持を集めていることが分かりました。

2025年4月~6月期の調査では、好感度が最も高かったのは「YouTube」で平均4.20と極めて高い評価を得ました。これに「TikTok Lite」が3.61で続いています。
3位以下は僅差での競合となっており、ニコニコ動画(3.37)、REALITY(3.33)、ツイキャス(3.30)が続いています。今回調査したサービスの大半が5段階評価の中央値である3以上の評価を獲得しており、市場全体として各サービスがユーザーから一定の好意的な評価を得ている状況がうかがえます。
まとめ:YouTubeが全指標でトップ、変動の兆しは?
今回の調査では、認知率から現在利用率、好感度まで、「YouTube」が全ての指標で首位を独走する結果となりました。続く「TikTok Lite」も各指標で2位を確保しており、市場はこれら大手プラットフォームが牽引する構図が続いています。一方で、多くのアプリの好感度が3以上の堅調な評価を得ている点も、今回の調査で見られた特徴です。大手プラットフォームの圧倒的な存在感がある中でも、特定の趣味やコミュニティに根差したサービスもまた、それぞれのユーザーから確かな支持を得ています。今後は、こうした個別のニーズに応えるサービスの動向にも注目が集まりそうです。
調査の実施概要
調査機関 :自社調査調査方法 :インターネット調査(Knowns消費者リサーチ)
対象エリア:日本全国
対象者 :15歳以上の男女
調査期間 :2025年4月1日~6月30日
有効回答 :4,069名※
※本調査は、各回答者にランダムに1つのブランドを提示し、そのブランドについて質問を行っており、上記の有効回答数は調査期間中にいずれかのブランドについて回答したモニターの総数を示します。各ブランドの有効回答数は、Palmu:1922名、TikTok Lite:1450名、SHOWROOM:940名、17LIVE:938名、MixChannel:886名、YouTube:883名、Pococha:838名、ニコニコ動画:822名、IRIAM:663名、REALITY:662名、ふわっち:589名、ツイキャス:580名、BIGO LIVE:571名です。なお、本リリースで記載している各割合(%)は、人口構成比に合わせてウェイトバック集計を行ったものです。
設問内容
- あなたは【ブランド名】を知っていますか?
- あなたは【ブランド名】を利用したことがありますか?
- あなたは【ブランド名】を最後に利用したのはいつですか?
- あなたは【ブランド名】を今後利用したいと思いますか?
- あなたは【ブランド名】をどのくらい好きですか?
※【ブランド名】には、調査対象のブランドが回答者ごとにランダムで表示されます。ブランドの認知状況などに応じて設問が分岐しますが、各設問の有効回答数は対応するグラフ内に表記しています。
※好感度に関する設問は、「該当するブランドを知っている」回答者が対象です。
本プレスリリースをそのまま転載する場合を除き、調査結果の内容・グラフ・データなどを引用される場合は、出典元として下記リンクをご記載いただくようご協力をお願いいたします。
https://machetalk.jp/media/streaming-app-survey-2025q2/
株式会社マシェバラトーク

株式会社マシェバラトークのビジョンは「Connecting Thoughts(想いをつなげていく)」、人と人をつなぐ想いに満ちた会社を目指しています。人々がお互いに支え合い、助け合いながら共に成長できる社会の実現に向けて、技術と情報を活用したプラットフォームを提供し、価値あるつながりを創出しています。
▼サービス紹介
・マシェライブ:ライブ配信サービス・プラットフォーム
https://machetalk.jp/
・マシェラボ:人と人とのつながりに関する情報を発信するオウンドメディア
https://machetalk.jp/media/
・ルル:ライブ配信アプリ
https://www.lululiveapp.com/lp/
【運営会社の概要】
会社名:株式会社マシェバラトーク
所在地:東京都渋谷区神南1-9-2 大畠ビル3F
設立:2018年5月28日
代表者:小島雅弘
事業内容:スマートフォン向けアプリケーションの開発・運用
会社ホームページ:https://machetalk.com/
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▼調査結果に関する留意事項
本調査は、インターネット調査によって得られた回答を基に作成したものですが、一部の属性やセグメントでは回答者数が限られる場合があります。結果は傾向を示す参考値としてご覧ください。
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