
駐車場でチャイルドシートから子どもを降ろす時、ベビーカーを使う時、妊娠中でお腹が大きい時に
ドアやベビーカーが「隣の車にぶつかってしまいそう!」と心配になったことはありませんか?
豊橋市には、小さな子どもを育てる子育て世帯から「車の乗り降りが大変」「幅が広く、安心して利用できる駐車場が欲しい」という声が多く寄せられました。
そこで「すべてのこどもが夢や希望をもち、こどもたちのえがおと元気な声があふれるまち」を基本理念とする『豊橋市こども計画2025-2029』を進める豊橋市では、子育て世帯を応援する独自の取り組みを開始。
JISマークなどを表示するなどし、妊婦や乳幼児を連れた方が安心して利用できる「子育て応援駐車場」を整備する民間事業者に、整備費用の一部を「豊橋市子育て応援駐車場整備促進事業補助金」として交付します(上限10万円)。
こうした取り組みは全国的に珍しく、この事業を通して子どもや子育て世帯が外出しやすい環境づくりを進めるとともに、地域や企業なども含め、すべての人が子どもや子育てを応援する社会の実現をめざします。
「子育て応援駐車場」とは

舗装面や壁面等にJISマークなどを表示し、妊娠中の方、乳幼児連れの方が使用可能であることをわかりやすく明示した駐車区画。舗装面は何色でも構いません。
ベビーカーでも走行しやすいよう、アスファルトやコンクリート等で整備します。
駐車区画の幅および長さを十分に確保することで、妊産婦の方が安心して乗降でき、車内からベビーカー等を円滑に積み下ろしできるスペースを設けます。
なお、こちらは利用許可証を発行するような「パーキング ‧ パーミット制度」ではありません。
もともと設置されている優先駐車場との兼ね合いは
現状で優先駐車場が設置されている場合は、
追加で「子育て応援駐車場」を設置する場合に限り、補助金の交付対象に。
すでに設置されている優先駐車場の数を減らし「子育て応援駐車場」を設置するなど、
現在、優先駐車場を使用している人に不利益が出てしまうような場合は、交付の対象になりません。
「豊橋市子育て応援駐車場整備促進事業補助金」詳細
補助内容や対象経費・申請方法などは以下の通りです。
https://www.city.toyohashi.lg.jp/63035.htm
申請受付開始日
令和7年6月18日(水)
「豊橋市子育て応援駐車場整備促進事業補助金」補助内容
1.補助対象者
市内に店舗等の事業所を有する法人または個人
2.補助対象事業
補助対象者が店舗等に子育て応援駐車場を整備する事業
必須条件
【表示】舗装面、壁面等に子育て応援駐車場であることを視認できるよう表示すること。
【舗装】駐車区画は、アスファルト、コンクリート等で舗装すること。
推奨条件
【広さ】駐車区画の幅及び長さを十分に確保し、妊産婦等が安心して乗降でき、車内からベビーカー等を円滑に積み降ろしできるスペースがあること。
【位置】駐車区画は、店舗等の出入口付近に設け、ベビーカー等の通行に支障となる段差がないこと。
3.補助対象経費
(1)駐車区画の拡張に伴う区画線及び車止めを整備するための費用
(2)舗装面、壁面等にマーク等を表示するための費用
(3)看板等を設置するための費用及び案内の表示に必要なカラーコーン等を購入
するための費用((1)(2)のいずれかと同時に設置等する場合に限る。)
(4)子育て応援駐車場を設置することに伴い不要となる既存資材等を撤去するための費用
4.補助金の額
【補助率】補助対象経費の2分の1の額
【上限額】1補助対象者につき1年度あたり上限10万円
予算50万円のため、5事業者程度(申込先着順)となります
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