【新製品】地域の発達支援に革命!アバターロボット「ChiCaRo」で発達の早期支援を加速、自治体モデル本格リリース! - PR TIMES|RBB TODAY
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【新製品】地域の発達支援に革命!アバターロボット「ChiCaRo」で発達の早期支援を加速、自治体モデル本格リリース!

※自治体での先行導入事例あり※ 子ども家庭庁も注力する乳幼児期の発達の早期発見・支援を、地方自治体と連携することで実現。日常的なこどもへの支援機能と、周囲の大人向けのレポート機能を搭載! 

株式会社ChiCaRo(本社:東京都調布市、代表取締役社長:奥温子)は、同社が企画開発したアバターロボット「ChiCaRo」の発達支援モデルを地方自治体向けにリリースすることを発表しました。

■リリースの背景

乳幼児期の発達は一人ひとり異なり、その違いをどのように捉え、支援につなげていくかは、保護者や支援者にとって大きな課題となっています。特に1~3歳のこどもを持つ保護者の約5割が「発達のために何をしたらよいかわからない」と感じている(ChiCaRo社調べ)ように、発達支援の第一歩を踏み出すこと自体が困難な現状があります。
背景には、「発達の状態が目に見えづらい」「どこに相談すればよいかわからない」「そもそも何を相談すればよいのかが不明」といった、発達の“可視化”や“支援のきっかけ作り”における構造的な困難があります。これらの社会課題の解決のためには、こども自身への支援だけでなく、周囲の大人への心理的なサポートを含めた、包括的な支援が必要です。
そこで、株式会社ChiCaRoを含めた研究チーム(電気通信大学、大阪大学)は、こどもと周囲の大人をケアすべく、環境調整型の発達支援システムの研究開発に取り組んできました。
※導入の検討はページ下部「利用手順」以降をご確認ください。

■製品概要:「ChiCaRo(チカロ)」とは?

「ChiCaRo(チカロ)」は、「子育てのミカタを増やす」をコンセプトに開発された、乳幼児のための子育てお助けアバターロボットです。スマートフォンやタブレットを通じて簡単に操作でき、画面越しのビデオ通話だけでなく、ロボット本体を動かして乳幼児と身体を使った遊びを遠隔で楽しむことができます。
乳幼児とのやりとりに特化して設計されており、安全性と頑丈さにもこだわり抜いた構造は、安心して使える世界で唯一のロボット型コミュニケーションデバイスです。約10年にわたる開発の末、200家庭以上、30施設以上での活用実績を積み重ね、乳幼児との相性や安全性が実証されています。

子育てアバターロボット「ChiCaRo」の基本機能


ChiCaRoの説明_1

ChiCaRoの説明_2

■新機能:こどもの発達を“見える化”する「促育あそび」と「Try&Playレポート」

今回の新製品では、ChiCaRoに2つの革新的な新機能が追加されました。
(1) 発達を促す「促育あそび」機能
こどもの発達を支える約300種類の遊びが搭載されており、それぞれが言語理解・視覚認知・運動などの発達領域と紐づいています。遊びの実施状況が自動的に記録され、システムがその子に合ったレベル・内容の遊びを選び出して提案。
「この子にはどんな遊びが合っているのか分からない」といった保護者や支援者の悩みに応える、個別最適化された遊びの提案が可能です。

促育遊びの例

(2) 発達の特徴を可視化する「Try&Play レポート」
遊びの実施データをもとに、こどもの発達の傾向や特徴を、保護者や保育士向けにわかりやすいレポート形式で出力します。
レポートにはかわいらしい動物のキャラクターや親しみやすいコメントが添えられ、専門的な内容であっても直感的に理解しやすく、前向きにこどもの個性を捉えるきっかけになります。
継続的に活用することで、発達の得意・不得意の傾向が見えてくるため、必要な支援を早期に届けることにもつながります。

Try&Playレポートの例と特徴

■特徴まとめ
- 言語・描画・運動など、発達に関わる多様な領域をカバーした遊びを搭載
- 成長に合わせた“発達を促す遊び”をシステムが自動で選定
- 社会性(非認知能力)と知識(認知能力)の両方を、楽しく育むことが可能
- レポートには動物キャラクターを用い、客観的かつやさしい表現でこどもの特徴を伝達
- レポートの自動生成により、専門家の負担を軽減
- 作業療法士・言語聴覚士など、子どもの発達支援の専門家が開発に参加

利用場所は、保健福祉センター、こども家庭センター、室内こども広場、その他乳幼児が日常的に集まる場所などで相談可能です。
本リリースに先立って、家庭や保育園などでの実証実験を重ねてきた他、すでに静岡県東伊豆町の保健福祉センターへの先行導入の事例が生まれており、社会実装・普及への期待が高まっています。

ChiCaRoは、身長や体重を測るように、気軽に“こどもの個性”を知る新しい選択肢を提供します。
同社は、地方自治体と連携するモデルをリリースすることで、すべてのこどもとその周囲の大人に発達支援が行き届く世界を目指しています。
<ChiCaRo導入により期待される効果>
ChiCaRoがアイコンとなり、支援が必要かどうかわからない状態からアプローチすることで、必要な人に必要な支援が届けられるようになることが期待できます。
- 効果1:ChiCaRoをアイコンとして、施設の利用率を向上
- 効果2:保護者がお子さまの発達に関心を持つことで、自発的な相談機会を創出
- 効果3:個々のお子さまに切れ目のない支援の提供(継続的な観察)

<関係者の声>
電気通信大学 人工知能先端研究センター 特任助教 阿部 香澄
本システムでは、発達支援が必要かどうか判断しにくい子どもたちに対して、楽しくコミュニケーションを取ることで発達を促すというアプローチを採用しています。診断を前提とせずに『すべての子ども』にアプローチできるため、発達の遅れに気づく段階から支援までをシームレスに行えるのが本システムの最大の特徴です。 私自身、育児には四苦八苦してきました。育児で困っている、子どもの様子が気になる、けれどそれが発達相談なのか育児相談なのかもわからなくて、どこにもサポートがつながれない…という宙ぶらりん状態は親にとってしんどいし不安だということを身をもって体験しています。 『相談分野はともあれChiCaRoを使う→問題がなんなのか少しずつわかる→自然と解決するか、適切な支援の先が見つかる』というプロセスを実現し、このシステムが、子どもたちにとっても、親にとっても、より良い未来を切り開くきっかけになればと思っています。
一般社団法人 Kidsサポートデザイン 言語聴覚士 森垣 奈穂
子どもたちはあそびの中で、『ちょっと頑張ったらできる課題』を探して挑戦し、「できた!」を積んでいくことで成長しています。ご家庭で、公園で、遊び場で遊ぶことで…自然とこの『ちょっと頑張ったらできる課題』を探せることは理想ですよね。一方で、現代社会ではこのような機会を持つ場所や時間が持ちにくくなっています。このプログラムを利用することで、子どもたちは『ちょっと頑張ったらできる課題』を色々な人と経験し成長することができ、パパママにはちょっと余裕ができてお子さんにもっと優しくなれる…そんな良い循環が生まれるのではと思っています。

<利用手順>

- ご利用検討段階で相談を受け付けております。
- - お問合せフォーム よりご連絡ください。
※個別の製品紹介やデモ体験会も相談可能
- 後述のプランから選択し、利用契約を行います(基本1年契約・年度更新)
【おすすめプラン】
▶ 初年度:「運用お試しプラン」で利用しながら地域にあった導入方法を確立
▶ 2年度目以降:年間契約プランに切り替え、地域に普及

<サービスプラン>
サービス名:チカロアドバンス
- 運用お試し・実証実験プラン
- - 約3か月間、低予算で実際に利用しながら運用レベルの検討が可能です。
- - ChiCaRoのスタッフが伴走し、運用構築にお力添えします。
- - 実際の利用環境下での設定や、実際に対応される職員さんが安全に安心して運用できるようなサポートを行います。
- チカロアドバンス年間プラン
- - ChiCaRoロボットと、ChiCaRoに搭載されているすべての機能を1年間自由にご利用いただけます。
※25年度のこども家庭庁の発表を踏まえて、予算をご活用いただきやすいプランにアップデートしていく予定です。

サービス開始日:2025年5月1日(木) ※本リリースをもってご相談受付を開始しています。
利用料金:各プランによって異なります。お問合せください。
相談受付:kosodate.dx@chicaro.co.jp <ChiCaRo 育児DX推進室> または お問合せフォーム

■会社概要

ビジョン:家族をアップデートし、つながりの力で世の中を幸せに
ミッション:遠隔共同子育ての文化を醸成し、子育ての“みかた”を増やす
会社名:株式会社ChiCaRo
所在地:〒182-8585 東京都調布市調布ケ丘1-5-1 電気通信大学内
事業内容:
 (1) 遠隔共同子育てロボット「ChiCaRo」の企画・開発・提供
 (2) ママ友チャットボットAI「ククちゃん」の企画・開発・提供
 (3) ゲーム感覚で身体の使い方を身に着ける「からだAI」の企画・開発・提供
代表取締役:奥 温子
URL:http://www.chicaro.co.jp/
株式会社ChiCaRoは、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)研究開発業務の委託を受けており、「人と共に進化する次世代人工知能に関する技術開発事業/説明できる自律化インタラクションAIの研究開発と育児・発達支援への応用」のテーマのもと、大阪大学、電気通信大学と共同研究を行いました。

【国立大学法人 電気通信大学 人工知能先端研究センター 知能システム研究室】
所在地:〒182-8585 東京都調布市調布ケ丘一丁目5番地1
ChiCaRo Project URL:http://www.rlg.sys.es.osaka-u.ac.jp/chicaro/

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