【調査サマリー】
(1)8割以上の人が日常生活でタイパを意識すると回答
(2)読書習慣があるタイパ志向者の半数以上が「読書はタイパが良い」と回答
(3)「読書はタイパが良い」と思う理由は「著者の経験や学びを効率よく知ることができるため」
(4)一方で、本の選書や時間の捻出に課題
(5)“要約”で、「選書」と「読書時間の捻出」の選択肢が広がる
【調査背景】
時間に追われる現代人のライフスタイルにマッチした形で、広がり続ける「タイパ市場」。仕事や学びにおいても、タイパ(=費やした時間と、それによって得られた効果や満足度の対比)、すなわち「時間対効果」を求める声が多く聞かれます。
一方で『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆/集英社)が新書大賞2025を受賞するなど、社会人の読書習慣にも注目が集まっていることから、コンテンツの消費スタイルの変化、意外なタイパへの意識も見て取れます。
そこで、10分で読めるビジネス書の要約を提供するflierの利用者から、人々の「タイパ」という価値観と「読書」というコンテンツの間にはどのような関連性があるのかを浮き彫りにする調査を実施しました。
【調査結果】
(1)8割以上の人が日常生活でタイパを意識すると回答
・8割以上の人が日常生活でタイパを意識する”タイパ志向者”であることが明らかになりました。
・元々動画の倍速視聴などの若い世代の習慣から話題になった「タイパ」ですが、もはや若い世代特有の価値観ではなく、全世代が共通して持つ価値観として広がっていることが分かります。

(2)読書習慣があるタイパ志向者の半数以上が「読書はタイパがいい」と回答
・読書習慣があるタイパ志向者の半数以上が「読書はタイパがいい」と感じていることが明らかになりました。
・読書は時間のかかるイメージを持たれてそうな一方で、多くのタイパ志向者は読書に「時間対効果」の高さを見出していることが分かります。

(3)「読書はタイパが良い」と思う理由は、「著者の経験や学びを効率よく知ることができるため」
・週に1時間以上読書に時間を使い、「読書はタイパが良い」と回答した人を対象に「読書はタイパが良いと思う理由」を聞いてみました。
ーーーーー
■読書はタイパが良いと思う理由(フリーアンサーより抜粋)
・著者が何年もかけて得た教訓をインプットできるため。(40代/男性)
・学びの量が増えたため。(20代/男性)
・知りたいことを体系的に学ぶ際には、タイパがよいと思うため。(30代/男性)
・経験するには時間とお金がかかる。読むことによって得られるものが大きいため。(50代/女性)
ーーーーー
(4)一方で、選書や本を読む時間の捻出に課題
6割以上の人が読みたい本の選書に困難があると回答
・読書への関心がある一方、自分の必要とする本や読みたい本を自身で「選ぶ」ことに6割以上の回答者が難しさを感じていることが明らかになりました。
flierを利用する前の年間読書量は0~10冊が6割に留まる
・さらに働くビジネスパーソンや社会人にとって、読書の時間をとることは難しく、6割が年間読書量が0冊~10冊に留まっていました。

(5)“要約”で、「選書」と「読書時間の捻出」の選択肢が広がる
・アンケートの回答者のうち、9割以上がflierは選書に役立っていると回答。7割以上がflierを利用することで読書量が増えたことが明らかになりました。

・実際に「1週間で読書に費やす時間の変化」を見ると、週1時間以上の割合がflier利用前は44.6%であったのに対し、flier利用後は63.4%となり、約1.4倍の伸びが数値としてあらわれていました。
■さらに、96%以上がflierはタイパがいいと回答
・1冊の本を読み終える平均時間は「2~3時間」とされているなか、flierは自分に必要な本を選び、要約でポイントをつかんでから本を読み、効率の良い読書体験を積むことができるタイパサービスとして活用されています。
ーーーーー
Q. なぜflierはタイパがいいと思いますか?
「flierをタイパサービスとして利用している」全国20~60代男女1377名(複数回答)
・自分が読みたい本を短時間で見つけられるから
・効率的に情報収集できるから
・すぐに仕事に活かすことができるから (上位3回答より)
ーーーーー
【調査概要】
調査方法:WEBアンケート方式
調査対象:flierを利用している全国20~60代の男女(N=1,434)
調査実施日:2024/11/6(水)~2024/11/10(日)
調査主体 :株式会社フライヤー
※本リリース内容を掲載いただく際は、出典「フライヤー調べ」と明記をお願いいたします
ビジネス書1冊の大筋を10分で理解できる、本の要約サービス「flier(フライヤー)」
要約は4,000冊超え、ビジネスパーソンの“スキマ時間”活用に一役
本の要約サービス「flier」
flierは、1冊10分で読める「本の要約サービス」です。ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約をウェブ、アプリで毎日公開。AIを使った音声版もあります。収録書籍数は4,000冊超、累計会員数は126万人、累計法人導入社数1,200社を突破しました(2025年7月現在)。
その他、オンラインコミュニティ「flier book labo」や、全国の書店店頭でflierの要約ページをQRコードで“立ち読み”できるコラボフェアも展開中です。
https://www.flierinc.com/
法人版サービス「flier business」
flier businessは、企業が人材育成や福利厚生に本の要約を活用できる法人向けサービスです。2019年にflier法人版(2023年に名称変更)として提供開始。コロナ禍を境に集合研修が難しくなった法人企業を中心に、社員教育の一環として契約する企業が増え続け、635社が利用中です。(2025年5月時点)
要約から得た学びや気づきをメモ・共有できる「学びメモ」、おすすめ要約を選書・プレイリスト化できる「読書プログラム」等をご利用いただけます。
https://biz.flierinc.com/
組織の“成長組織スコア”を可視化する「flier成長組織ナビ」
flier成長組織ナビは、従業員一人ひとりの成長環境を確保するための要素を独自に調査・分析し、従業員と企業を成長に導く新しい概念のサーベイです。「制度・関係性・循環・学びの姿勢・成長実感」という5つの項目から、「成長組織スコア」を構成。事業成長や人材成長と連結する本質的な要素を把握できる形で、人が育ち成長する“成長組織”への変革を支援します。
https://growthnavi.flierinc.com/
■株式会社フライヤー 会社概要
フライヤーは、「ヒラメキあふれる世界をつくる」をミッションに、変化が激しい現代において、発想力が求められるビジネスパーソンのための「知」を軸とした様々な事業を創っていきます。
<実績>
・日本の人事部「HRアワード2021」プロフェッショナル部門の人材開発・育成部門で最優秀賞を受賞
・「BOXIL SaaS AWARD」eラーニング部門で5季連続「Good Service」を受賞
・本を通じてあらゆる人が知や教養を深め、読書や本の文化の裾野を広げることに貢献している点を評価され「2023年度グッドデザイン賞」受賞
・「クローズアップ現代+」「おはよう日本」「ワールドビジネスサテライト」等、紹介多数

配信元企業:株式会社フライヤー
プレスリリース詳細へ
ドリームニューストップへ