「Wi-Fi 6は以前のWi-Fi規格に比べて性能が飛躍的に向上し、OEM機器とアフターマーケットのテレマティクス・ソリューションの両方で、車載システムでの使用に最適な機能を提供します」と、ユーブロックスの近距離無線プロダクト・ストラテジー部門シニア・ディレクターのHåkan Svegerudは述べています。
2.4GHzと5GHzの同時通信が可能なJODY-W3は、データ・レートに関して最高のパフォーマンスを実現します。新しいWi-Fi 6規格では、デバイスの高密度化が可能であるとともに、車両環境に常に存在するデータの混雑を軽減することができます。デュアルWi-FiとBluetoothの同時通信により、安定したクリアなテレフォニー・リンクを維持しながら、最適なデータ転送が可能です。また、Wi-Fi 6は従来の規格と下位互換性があるため、既存のハードウェアとの継続的な相互運用性を確保できます。
JODY-W3モジュール・シリーズは、最大32ステーション、Station(STA)およびWi-Fi Direct(P2P)でアクセス・ポイント(AP)をサポートする同時通信モードも提供します。これにより、無線(OTA)アップデート、ワイヤレス車両診断、電気自動車充電インフラストラクチャーとの双方向通信、マップ更新の新たな実装方式を切り開くことができます。WPA3のセキュリティ・サポートも実装されており、より堅牢な認証と暗号強度の強化を実現しています。
13.8×19.8mmの小型フォーム・ファクターで提供されるこの新しいシリーズは、u-blox JODY-W1およびJODY-W2モジュールと互換性があります。モジュールはAEC-Q100 Grade 2準拠のAutomotiveグレードです。
JODY-W3の詳細については、2月25~27日にドイツのニュルンベルクで開催されるEmbedded WorldのM2Mゾーン、スタンド3-139のユーブロックス・ブースにお越しください。
ユーブロックスについて
スイスのユーブロックス社(SIX:UBXN)は、民生、産業および自動車市場向けにワイヤレスと測位用半導体を提供するグローバルリーダーです。ユーブロックスのソリューションにより、人、自動車や機械等がそれぞれの位置を正確に決定し、さらにセルラーおよび近距離ネットワークでワイヤレス通信を行うことができます。ユーブロックスはチップ、モジュール、ソフトウェアの各ソリューションを多種用意して独自の地位を占め、OEMメーカーの皆様がIoTの革新的なソリューションを迅速かつ廉価に開発するためのお手伝いをしています。ユーブロックスはスイスのタルウィルに本社を置き、世界の各地、特に欧州、アジア、米国に多くのオフィスを構えています。詳細についてはwww.u-blox.com/ja/をご覧ください。
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