Any MusicとヤマハのMusicCASTが注目の的。AV機器の総合展示会「A&Vフェスタ2003」開催(前編) | RBB TODAY
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Any MusicとヤマハのMusicCASTが注目の的。AV機器の総合展示会「A&Vフェスタ2003」開催(前編)

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Any MusicとヤマハのMusicCASTが注目の的。AV機器の総合展示会「A&Vフェスタ2003」開催(前編)
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 10月23日から26日まで、AV機器の総合展示会「A&Vフェスタ2003」がパシフィコ横浜にて開催されている。ピュアオーディオ機器やホームシアター、カーステレオのほか真空管アンプまで出展されていたが、時代に合わせてネットワークに対応したオーディオ機器も展示されている。そこで、A&Vフェスタのレポートをお届けしよう。

Any Musicのブース
 注目は先日発表されたネットワーク音楽配信システムの「Any Music」だ。入り口付近にブースをかまえ、「未来の視聴スタイル」としてAny Musicを提案していた。

 先日の発表会では、製品の価格がまったく明かされなかった。そこで、会場で価格について聞いてみたところ、やはりコメントできないという。製品化予定モデルで使われるパーツをもとに「普通に作って売ったら10万円ぐらいですよね?」と価格を推測して問い合わせてみたところ、これにはどのメーカーも苦笑するばかりだった。

 また、搭載されるハードディスク容量についてもやはり未定。試しに「収録可能な曲数」を聞いてみたが、こちらもノーコメントだ。ただ、メーカーのブースで「大量のCDをお持ちのお客様にも対応できる容量を用意する」とのコメントが得られた。

 製品の価格やスペックについては、かなり厳しく箝口令(かんこうれい)が敷かれているようだ。

 
2004年春のサービス開始と同時に発売される予定の製品。ソニー、アイワ(ソニー)、ケンウッド、シャープ、パイオニアの5ブランドでいずれも「商品化予定モデル」として参考出品されていた


 ビジネスモデルについては興味深いコメントが得られた。Any Musicでは「ハードの売り上げでも利益を確保する」モデルと「ハードは赤字でもコンテンツの売り上げ手数料で利益を上げる」の2つのビジネスモデルが予想される。前者は携帯電話やゲーム機で採用されているビジネスモデルだ。しかしAny Music対応製品では、ハードの売り上げで採算を確保できるよう製品の価格を設定するという。

 ただし、ここでも「2004年春の段階では、普及のための“戦略的”な価格設定も否定できない」と推測した価格については煙に巻かれてしまった。

 もうひとつ気になっていた点がパナソニックや東芝など、いわゆる「SDメモリカード陣営」が見あたらないことだった。この点については「広く参加を呼びかけており、先方のご意向次第」とのこと。また、対応機種はすべてメモリカードにメモリースティックを採用している。この点については、Any Musicとしてメモリ媒体は規定していないが、OpenMGとATRAC3を採用している関係で相性の良いメモリースティックが採用されているという。

 最後にソニーのブースにてPSXのAny Music対応予定について聞いてみたが、「将来的には対応もあり得るが、PSXの発売時点では対応しない」とのことだ。 ≫ 後編へ

ソニーのブースにてNetMDへのチェックアウトを見せてもらった。メニューや転送時間などを見て欲しい(クリックで動画を再生。QuickTime形式2.81Mバイト)
《山本浩司》
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