請求書のみでファクタリングできる?必要書類から買取の仕組みまで解説

本ページはプロモーション(広告)が含まれています。
請求書のみでファクタリングできる?

売掛先の与信調査などを行うため、請求書のみでファクタリングはできません

請求書のほかに何の書類が必要なのか、個人なら通帳なしでファクタリングできるのかなど売掛債権買取の仕組みがわからない人は多いです。

この記事では、ファクタリングの必要書類から買取の仕組みまで詳しく解説します。

ファクタリング業者名最短入金買取可能額
ビートレーディング
ビートレーディング
最短2時間無制限
QuQuMo
QuQuMo
最短2時間無制限
ペイトナーファクタリング
ペイトナーファクタリング
最短10分初回:最大25万円

2回目以降:最大100万円
目次

結論:請求書のみのファクタリングはできない

結論から言うと、ファクタリングは請求書のみではできません。

そもそも請求書ファクタリングとは、請求書のみ提出してファクタリングを利用することです。

請求書だけではファクタリング利用者や取引先(売掛先)の信用情報を測ることができないからです。

ファクタリングでは、基本的にファクタリング業者とファクタリング利用者の間で契約を結びます。

ファクタリングの仕組み
  1. ファクタリング業者と利用者で契約を結ぶ
  2. 利用者が持っている売掛債権をファクタリング業者が買い取る
  3. ファクタリング業者が売掛金から手数料を差し引いた金額を利用者に入金する
  4. ファクタリング利用者は取引先から売掛金が振り込まれ次第、ファクタリング業者に支払う

ファクタリング契約では、担保・保証人・償還請求権が認められません

償還請求権とは

償還請求権とは、ファクタリング利用者からの支払いがないとき、債権者(ファクタリング利用者)に支払いを求める権利です。

ファクタリング利用者や取引先の信用情報をしっかりと審査する必要があります。

償還請求権が認められていないファクタリングでは、たとえ取引先(売掛先)が倒産して売掛金が回収できなくなったとしても、ファクタリング利用者や取引先に弁済を求められません。

担保や保証人を立てることもできないため「過去にも取引した実績があるか」「取引先は倒産の可能性が低いか」など、ファクタリング利用者や売掛先取引先の信用情報をしっかりと審査する必要があります。

請求書だけでは、信用情報を審査できないため、請求書以外の書類も必要です。

一般的には、請求書以外にファクタリング利用者の本人確認書類や取引実績のある預金通帳などの書類提出を求められます。

オンラインファクタリングを利用しよう

できるだけ早く資金調達したいなら、オンライン完結の非対面ファクタリングを利用しましょう。

請求書や通帳のコピーなど、必要書類をアップロードすれば審査を受けられます。

請求書以外でファクタリングの必要な書類

ファクタリングで必要な書類を、以下の観点で解説します。

  • ファクタリングで最低限必要な書類
  • ファクタリングで必要なケースがある書類

基本的にはどの業者でもファクタリングに必要な書類は同じです。

「提出書類を用意するのがめんどう」「できるだけ早く資金調達したい」人は、必要書類が少ないファクタリング業者を選択しましょう。

ファクタリングで最低限必要な書類

ファクタリングで最低限必要な書類は以下のとおりです。

  • 売掛金が確認できる書類
  • 入出金が確認できるファクタリング利用者の預金通帳
  • ファクタリング利用者の本人確認書類(免許証・マイナンバーカードなど)

ファクタリングの仕組み上、売掛債権がないと契約ができないため、売掛金が証明できる請求書などの書類は必須です。

ファクタリング業者によっては、請求書を取引基本契約書や納品書で代用できる場合もあります。

売掛先との継続した取引と売掛金のやり取りがあることを証明する必要もあります。

取引の証明には、入出金が確認できるファクタリング利用者の預金通帳が必要です。

個人事業主の場合は事業用口座、法人の場合は法人用口座を提出しましょう。

必要書類を準備すれば、個人事業主もファクタリングを利用できます。

ファクタリングで必要なケースがある書類

ファクタリングで必要なケースがある書類は以下のとおりです。

  • 直近の確定申告書(個人事業主の場合)
  • 印鑑証明書
  • 試算表
  • 取引基本契約書
  • 発注書、納品書、個別契約書など取引先との取引実績を示す書類
  • 決算報告書(法人の場合)
  • 商業登記簿謄本(法人の場合)
  • 債権譲渡登記(法人の場合)
  • 開業届
  • 納税証明書や保険料の納付済証

上記のようにファクタリング業者によっては、さまざまな書類の提出を求められる可能性があります。

直近の確定申告書または決算報告書は、直近2~3年分の提出を求められることが多いです。

直近の確定申告書または決算報告書は、ファクタリング利用者の経営状況や倒産可能性を審査するために使われます。

法人がファクタリングを利用する場合、会社の身分証明書である商業登記簿謄本の提出が必要です。

商業登記簿謄本とは

商業登記簿謄本とは、以下のような会社の基本情報が記載されているものです。

  • 会社名
  • 所在地
  • 資本金
  • 役員名
  • 発行株式数など

会社の規模や業歴等の確認に使われます。

支払いサイトが長いほど、ファクタリングは資金を調達するのに有効な手段です。

かしこく資金繰りして事業を円滑に進めるため、必要な書類を事前に用意しましょう。

必要書類が少ないファクタリング業者7選

必要書類が少ないファクタリング業者は以下のとおりです。

必要書類が少ないファクタリング業者の特徴は、比較的審査が甘く、個人事業主やフリーランスでも使いやすいことです。

一般的に個人事業主やフリーランスは社会的信用度が低いとされており、ファクタリングの審査に通りにくいです。

ですが、必要書類が少ないファクタリング業者は、個人事業主やフリーランスでも審査に通ります。

ファクタリング業者名最短入金買取可能額
ビートレーディング
ビートレーディング
最短2時間無制限
QuQuMo
QuQuMo
最短2時間無制限
ペイトナーファクタリング
ペイトナーファクタリング
最短10分初回:最大25万円

2回目以降:最大100万円
ラボル
ラボル
最短60分1万円~
えんナビ
えんナビ
最短翌日50万円~5,000万円
FREENANCE
FREENANCE
最短即日非公開
日本中小企業金融サポート機構
日本中小企業金融サポート機構
最短3時間無制限

ビートレーディング|請求書と通帳コピーの2種類

ビートレーディング
画像出典:ビートレーディング
ファクタリング名ビートレーディング
最短入金最短2時間
手数料2者間:4%~12%程度

3者間:2%~9%程度
契約方式2者間、3者間
対象個人、法人
買取可能額無制限(3万円~7億円の買い取り実績あり)
オンライン対応
提出書類売掛債権に関する資料(契約書、発注書、請求書など)
通帳のコピー(表紙付2か月分)
運営会社株式会社ビートレーディング
詳細をチェック公式サイト

ビートレーディングは、請求書と通帳のコピー2種類を用意すれば申し込めるファクタリング業者です。

ファクタリングのパイオニア的存在で、取引実績・買取実績が他社に比べて圧倒的に豊富です。

ビートレーディングの概要
  • 買取可能額の下限や上限設定がない
  • 審査通過率が高い
  • 審査の必要書類が少ない
  • 全国に支店があるため訪問や対面でも契約可能

ビートレーディングには、買取可能額の下限や上限設定がありません。

事業規模が小さい個人事業主やフリーランスから法人まで幅広く対応できます。

3万円の少額から7億円の高額ファクタリング実績があります。

ビートレーディングは他のファクタリング業者に比べて審査通過率が高いです。

ビートレーディングの店舗

ビートレーディングは、対面で審査を受けたい個人に向けて以下の主要都市に店舗を用意しています。

  • 東京
  • 仙台
  • 名古屋
  • 大阪
  • 福岡

中小企業の数が多い福岡のファクタリング会社を探している事業者におすすめです。

「オンラインでの契約は不安だから手取り足取り教えてほしい」人は、店舗に訪問して契約しましょう。

店舗が遠い場合は、ビートレーディングの専任担当者が会社や事務所へ訪問し、対面で契約手続きを行ってくれます。

\まずはWebで見積もり依頼から!/

関連記事:ビートレーディングの口コミ

QuQuMo|請求書と通帳の2種類

QuQuMo
画像出典:QuQuMo
ファクタリング名QuQuMo
最短入金最短2時間
手数料1%~
契約方式2者間
対象個人、法人
買取可能額無制限
オンライン対応
提出書類請求書

通帳
運営会社株式会社アクティブサポート
詳細をチェック公式サイト

QuQuMoは請求書と通帳の2種類を準備すればよく、オンライン完結でスピード審査がおすすめポイントのファクタリングサービスです。

QuQuMoの概要
  • オンライン完結で審査から入金まで最短2時間と早い
  • 手続きが簡単なので個人事業主やフリーランスにおすすめ
  • 最低手数料が他のファクタリングサービスに比べて安い

他社に比べて提出書類が少なめなので、ファクタリング審査で必要な書類の準備に手間がかかりません。

QuQuMoは登録から審査・入金まですべてオンラインで完結するため、最短2時間で入金されます。

オンライン完結でインターネット上にアップロードするだけなので、来店や書類送付なども不要です。

QuQuMoの手数料は1%~と他社のファクタリングサービス相場(8%~18%)に比べて、とても安く設定されています。

QuQuMoは申し込みや審査手続きを完全オンライン化することにより、業界最低水準の手数料を実現しています。

地方に住んでいる人や訪問する手間を省きたい人におすすめです。

\オンライン完結でスピードを追求!/

ペイトナーファクタリング|請求書や本人確認書類など3種類

ペイトナーファクタリング
画像出典:ペイトナーファクタリング
ファクタリング名ペイトナーファクタリング
最短入金最短10分
手数料10%
契約方式2者間
対象個人、法人
買取可能額初回:最大25万円

2回目以降:最大100万円
オンライン対応
提出書類請求書

本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)

直近3か月の銀行口座入出金明細
運営会社ペイトナー株式会社
詳細をチェック公式サイト

ペイトナーファクタリングは請求書や本人確認書類が必要で、最短10分の圧倒的入金スピードを実現しているファクタリングサービスです。

ペイトナーファクタリングの概要
  • AIを活用することで審査から入金まで最短10分と圧倒的スピードを誇る
  • 手数料が10%で固定だからわかりやすい
  • フリーランス・個人事業主向けのファクタリングサービス

ペイトナーはAIを活用することにより、審査にかかる時間を大幅に短縮しています。

比較的審査が緩い・審査が甘いと言われているファクタリング業者で、最短10分、遅くとも当日中には売掛金が入金される仕様です。

完全オンライン対応も行っており、申し込みは専用アプリに個人情報や事業情報・必要書類をアップロードするだけです。

ペイトナーファクタリングの手数料は10%で固定と、わかりやすく計算しやすいように設定されています。

手数料が固定されているため、ファクタリングでありがちな「思ったよりも手数料が高くなった」という事態にはなりません。

フリーランスにおすすめのファクタリング業者で、買取可能額の下限ガ設定されていないのもメリット。

少額から利用できるので、気軽に申し込めます。

フリーランスや個人事業主でとにかく早く売掛金を現金化したい人におすすめです。

\最短10分の入金スピード!/

ラボル|請求書や本人確認書類など3種類

ラボル
画像出典:ラボル
ファクタリング名ラボル
最短入金最短60分
手数料10%
契約方式2者間
対象個人、法人
買取可能額1万円~必要な金額
オンライン対応
提出書類本人確認書類
請求書
取引を示すエビデンス
運営会社株式会社ラボル
詳細をチェック公式サイト

ラボルは、請求書や本人確認書類など3種類の書類があれば申し込めるファクタリング業者です。

ラボルの概要
  • 1万円~少額ファクタリングに対応している
  • 最短60分審査・24時間365日即時振込対応しているから土日や平日夜でも使える
  • 独立直後でも新規取引でも業種・職種問わず申し込める

ラボルは1万円~の少額ファクタリングに対応しています。

事業規模の小さいフリーランスや個人事業主におすすめのファクタリングです。

他のファクタリング業者では、フリーランスや個人事業主向けと謳っていても、少額ファクタリングに対応していないことがあります。

ラボルではホームページに1万円~としっかり記載されているため、買取制限額を気にせず利用できます。

ラボルでは、24時間365日即時入金に対応※しているため、土日や平日夜でも利用可能です。

※審査の対応時間は24時間365日ではありません。

他のファクタリング業者では、「審査が通ったけどファクタリング業者使用の銀行が開いていないから振り込まれない」ケースも。

一方ラボルでは、土日祝日も最短60分で審査完了し、即時振込対応しているため、いつでも資金調達可能です。

ファクタリング業者のなかには、独立直後や新規取引、業種・職種によって申し込みを断る業者もありますが、ラボルは違います。

独立直後でも新規取引でも業種・職種問わず申し込めます。

\個人事業主やフリーランスにおすすめ!/

関連記事:ラボルの口コミや評判

えんナビ|提出書類は非公開

えんナビ
画像出典:えんナビ
ファクタリング名えんナビ
最短入金最短翌日
手数料非公開
契約方式2者間、3者間
対象個人、法人
買取可能額50万円~5,000万円
オンライン対応
提出書類非公開
運営会社株式会社インターテック
詳細をチェック公式サイト

えんナビは、提出書類は非公開ながら24時間365日スタッフが対応しているファクタリングサービスです。

えんナビの概要
  • 24時間365日審査に対応している
  • 最短1日で資金調達できる
  • お客様満足度が93%と高い

えんナビはファクタリング業界では、珍しく24時間365日ファクタリングの審査に対応しています。

24時間365日審査・振込対応しているファクタリング業者はほとんどありません

えんナビは土日祝日でもお正月でも緊急で資金が必要になったときに利用できる便利なファクタリング業者です。

また、お客様満足度が93%を超えていてリピート率も高いです。

お客様満足度やリピート率が高いことは、サービスの質が良い証になります。

質のいいファクタリングを土日祝日でも使いたい人におすすめです。

\土日祝日も対応しているファクタリング!/

関連記事:えんナビの口コミや評判

FREENANCE|請求書と公的身分証の2種類

FREENANCE
画像出典:FREENANCE
ファクタリング名FREENANCE
最短入金最短即日
手数料3%~10%
契約方式2者間
対象個人、法人
買取可能額非公開
オンライン対応
提出書類公的身分証(運転免許証・マイナンバーカード)
請求書など取引内容がわかる書類
運営会社GMOクリエイターズネットワーク株式会社
詳細をチェック公式サイト

FREENANCEは請求書と公的身分証の2種類が必要で、個人事業主やフリーランスに特化したファクタリングサービスです。

FREENANCEの概要
  • 個人事業主やフリーランスに特化したファクタリング
  • 最短30分審査・即日入金に対応している
  • 東証プライム上場企業のグループ企業だから安全性が高い

「フリーランスだから」「個人事業主だから」といって、審査に落とされることはありません。

フリーランス歴が浅くても、ファクタリングを申し込めます。

FREENANCEは、オンライン審査や大手ならではのツールを駆使して最短30分審査を実現しています。

審査が早いため、ファクタリングサービス名「フリーナンス即日払い」のとおり、請求書の即日現金化が可能です。

東証プライム上場のGMOインターネットグループであるGMOクリエイターズネットワーク株式会社が運営しています。

ファクタリング業界では、悪徳業者や詐欺業者も存在するため、上場企業グループが運営していることは大きなメリットです。

\累計利用人数など7部門でNo.1を獲得!/

日本中小企業金融サポート機構|請求書と通帳コピーの2種類

日本中小企業金融サポート機構
画像出典:日本中小企業金融サポート機構
ファクタリング名日本中小企業金融サポート機構
最短入金最短3時間
手数料1.5%~10%
契約方式2者間、3者間
対象個人、法人
買取可能額無制限
オンライン対応
提出書類通帳のコピー(表紙付き、3か月分)

売掛金に関する資料(請求書・契約書など)
運営会社一般社団法人 日本中小企業金融サポート機構
詳細をチェック公式サイト

日本中小企業金融サポート機構は、請求書と通帳のコピーの2点だけ準備すればいいファクタリング業者です。

支払総額113億・対応業種27種・取引社数4,800社を超える実績があります。

日本中小企業金融サポート機構の概要
  • 一般社団法人(非営利法人)が運営しているため手数料が安い
  • 取引実績が豊富
  • LINEで簡単に書類提出が可能だからわかりやすくて便利

日本中小企業金融サポート機構のファクタリングは、一般社団法人(非営利法人)が運営しているため手数料が安いです。

一般社団法人とは

一般社団法人とは、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律を根拠に設立される非営利法人です。

営利法人(株式会社)との違いは、会社の儲け(余剰利益)を株主に配分しないことです。

株式会社と違い、株主に利益を分配しない分、最低1.5%のとても安い手数料でファクタリングサービスを提供しています。

また、日本中小企業金融サポート機構は支払総額113億・対応業種27種・取引社数4,800社を超える取引があり、実績が豊富です。

取引実績が多く長く続いていることは、取引相手の満足度が高いことの証明になります。

日本中小企業金融サポート機構のファクタリングでは、LINEで必要書類の提出が可能です。

面倒な書類提出も、誰もが使い慣れているLINEが使えるため、だれでも簡単・わかりやすい・便利が実現できます。

\即日で資金調達するなら!/

関連記事:日本中小企業金融サポート機構の口コミ

請求書以外の書類が少ないファクタリングのメリットとデメリット

請求書以外の書類が少ないファクタリングのメリットとデメリットは以下のとおりです。

メリットデメリット
審査時間が比較的短い
即日で入金される可能性が高い
オンライン完結の場合が多い
手数料が高くなりがち
売掛先の信用度が低いと審査に落ちやすい

請求書以外の書類が少ないメリットがある反面、必ずデメリットも発生します。

請求書以外の書類が少ないファクタリングを使ってから「こんなはずじゃなかった」と後悔する前にメリットとデメリットを知っておきましょう。

本記事では、3種類程度の書類提出を求めている業者を「必要書類が少ないファクタリング」としています。

必要書類が少ないファクタリングのメリット

必要書類が少ないファクタリングのメリットは以下のとおりです。

  • 審査時間が比較的短い
  • 即日で入金される可能性が高い
  • オンライン完結の場合が多い

ファクタリングの審査時間が長い理由は、書類の内容をチェックすることに時間がかかるからです。

一方で必要書類が少ない場合、確認する書類も少なくなるため他のファクタリング業者に比べて審査時間が短くなります。

審査が早く終わるため、即日で入金される可能性が高いです。

即日入金を求めている人は、必要書類が少ないファクタリングを選びましょう。

必要書類が少ないファクタリングでは、オンライン上で手続きが完結することが多いです。

オンライン完結型のファクタリング業者であれば、必要書類をインターネット上にアップロードするだけです。

そのため、店舗への来店や郵送の必要がありません。

店舗までの交通費や時間・郵送にかかる切手代などを節約できます。

必要書類が少ないファクタリングのデメリット

必要書類が少ないファクタリングのデメリットは以下のとおりです。

  • 手数料が高くなりがち
  • 売掛先の信用度が低いと審査に落ちやすい

ファクタリングでは、業者が売掛先(取引先)の倒産リスクや支払いが滞るリスクを背負っています。

そのため、書類での審査を慎重に行うことが必要です。

審査に使う必要書類が少ないほど、ファクタリング利用者の信用情報の確認が不十分になってしまうため、手数料が高くなりがちです。

また、必要書類が少ない場合、売掛先の信用度が審査に大きくかかわってきます

売掛先の経営状況が悪かったり、世間の評判が悪かったりと信用度が低い場合、審査に落ちやすいです。

デメリットの回避方法
  • 手数料の上限を公開しているファクタリング業者を使う
  • 売掛先の信用度が低い場合は、必要書類を増やす

手数料の上限を公開しているファクタリング業者を利用すると、公開されている以上の手数料は請求されません。

取引している売掛先の信用度が低いと判断した場合は、ファクタリング業者のためにも、必要書類を増やしましょう。

そもそも請求書買取の仕組みは?ファクタリングは違法じゃない?

「そもそも請求書買取の仕組みは?」「ファクタリングは違法じゃない?」と疑問に思う人もいると思います。

そこで、請求書買取の仕組みとファクタリングの違法性について解説します。

結論からいうと、ファクタリングは違法ではありません

ファクタリングの法的な扱い

ファクタリングは、事業者が保有している売掛債権等を期日前に一定の手数料を徴収して買い取るサービスです。

事業者の資金調達の一手段で、法的には債権の売買(債権譲渡)契約であり合法です。

しかし、ファクタリングを装って法外金利の貸付けを行うことや貸金業登録を行っていない業者との給与ファクタリングは違法です。

請求書買取の仕組みは以下のとおりです。

  • 2者間ファクタリングと3者間ファクタリング
  • 保証型ファクタリングと買取型ファクタリング

それぞれの仕組みや違いについて、詳しく解説します。

2者間ファクタリングと3者間ファクタリング

2者間ファクタリングと3者間ファクタリングの仕組みや違いを解説します。

2者間ファクタリングとは、「ファクタリング利用者」と「ファクタリング業者」の間で契約を結ぶファクタリングです。

一方、3者間ファクタリングとは、「ファクタリング利用者」と「ファクタリング業者」に加えて「売掛先」との契約も結びます。

契約以外にもさまざまな違いがあります。

  • 手数料
  • 審査の通りやすさ
  • 売掛先への通知
  • 売掛金の支払先
手数料

2者間ファクタリングの手数料相場は「8~18%」に対し、3者間ファクタリングの手数料相場は「2~9%」です。

3者間ファクタリングでは、売掛金の存在を売掛先に直接確認できるため、未回収リスクが低いことから手数料が低く設定されています。

審査の通りやすさ

3者間ファクタリングは2者間ファクタリングに比べて、審査に通りやすいです。

2者間ファクタリングでは、売掛先に直接売掛金の存在を確認できないため、ファクタリング業者は慎重に審査する必要があります。

3者間ファクタリングでは、売掛先に直接売掛金の存在を確認することで未回収リスクを低減できるため、審査に通りやすい傾向があります。

売掛先への通知

2者間ファクタリングでは、売掛先にファクタリング利用を通知されることはありませんが、3者間ファクタリングでは売掛先とも契約を結ぶため必然的に通知されます。

売掛先にファクタリングを利用することを知られたくない人は、2者間ファクタリングを使いましょう。

売掛金の支払い先

2者間ファクタリングでは、売掛先から売掛金を回収後、ファクタリング利用者がファクタリング業者に売掛金を支払います。

3者間ファクタリングでは、期日になったら、売掛先が直接ファクタリング業者に売掛金を支払います

保証型ファクタリングと買取型ファクタリング

保証型ファクタリングと買取型ファクタリングの仕組みや違いを解説します。

保証型ファクタリング買取型ファクタリング
売掛債権を回収できなくなった場合、ファクタリング業者がファクタリング利用者の売掛債権に相当する金額を保証するサービスファクタリング業者がファクタリング利用者の売掛債権を買い取り、手数料を差し引いた金額を支払うサービス

2者間ファクタリングや3者間ファクタリングは買取型ファクタリングに該当します。

保証型ファクタリングと買取型ファクタリングの違いは以下のとおりです。

  • 現金化できるタイミング
  • 費用の呼び方
  • 得られるメリット
  • デメリット
現金化できるタイミング

保証型ファクリングでは、売掛先(取引先)が倒産して売掛金が回収できなくなったときのみ保証金が支払われ、現金化できます。

一方、買取型ファクタリングでは、売掛債権があれば買い取ってくれるため最短即日で現金化できます。

費用の呼び方

保証型ファクリングでかかる費用は保証料といいますが、買取型ファクタリングでかかる費用は手数料といいます。

得られるメリット

保証型ファクタリングでは、売掛先(取引先)の倒産リスクに備えられるメリットがあります。

買取型ファクタリングでは、売掛先(取引先)の振込期日になる前に売掛金を回収できるメリットがあります。

デメリット

保証型ファクタリングのデメリットは、売掛先(取引先)が倒産しなかったときに保証金が無駄になることです。

買取型ファクタリングのデメリットは、償還請求権が無い場合、売掛先(取引先)が倒産したときに弁済責任を負うことです。

償還請求権とは

償還請求権とは、金銭債権などが債務者から支払われないとき、金銭債権をさかのぼり直接請求できる権利のことです。

必要書類が少ないファクタリングの注意点

必要書類が少ないファクタリングの注意点は以下のとおりです。

  • 請求書の偽造は違法なので絶対にやらない
  • 請求書の二重譲渡に気をつける
  • 手数料の上限を把握する

必要書類が少ないファクタリングを利用するときは、上記の注意点に気を付けてください。

上記の注意点の確認を怠ると、詐欺罪に問われる可能性もあります。

懲役刑など重い刑が課せられることもあるため、必ず確認してください。

請求書の偽造は違法なので絶対にやらない

必要書類の一つである請求書の偽造は違法なので絶対にやらないでください。

請求書を偽造した場合、詐欺罪に問われる可能性があります。

たとえば、架空の売掛先や契約を記載した請求書を発行し、ファクタリング業者に提出した場合です。

上記の場合では、ファクタリング業者を騙して資金を調達したことになります。

詐欺罪には罰金刑がなく、10年以下の懲役刑と重いペナルティがありますので、偽造は絶対にやめましょう。

「見やすいと思って少し請求書の情報を書き換えた」と悪気がない場合でも「偽造」とみなされ、詐欺罪に問われる可能性があります。

請求書の偽造の回避方法
  • 売掛先(取引先)の名前や住所などの情報が正しく記載されていることを確認する
  • 売掛先(取引先)に請求書の情報が正しいことをしっかり確認してもらう

請求書の二重譲渡に気をつける

請求書の偽造と同じく、請求書の二重譲渡にも注意してください。

請求書の二重譲渡とは

請求書の二重譲渡とは、一つのファクタリング業者に売掛債権の買取を依頼した後、別の業者に同じ売掛債権の買取を依頼することです。

請求書の二重譲渡も請求書の偽造と同様に詐欺罪に問われる可能性があります。

2者間ファクタリングを利用した場合、売掛先(取引先)に連絡することはありません。

そのため、売掛金の支払い期日前に請求書の二重譲渡が発覚するケースはごく稀です。

ですが、売掛債権の支払い期日になると、ファクタリング業者から請求が来るため必ず請求書の二重譲渡はバレます

「ファクタリング業者を使ったことを忘れていた」「そもそも請求書の二重譲渡が法律違反であることを知らなかった」などは通用しません。

請求書の二重譲渡の回避方法
  • ファクタリングを利用した電子データの請求書は「ファクタリング利用済み」のフォルダに格納しておく
  • ファクタリングを利用した紙の請求書は「ファクタリング利用済み」であることがわかる印をつけておく

手数料の上限を把握する

必要書類が少ないファクタリングを利用する前に手数料の上限を把握しておきましょう。

必要書類が少ないファクタリング業者では、信用リスクが高い分、ファクタリング手数料を比較的高く設定していることがあります。

ファクタリング業者のなかには、「〇%~」と下限手数料のみを記載していても、契約後に法外な手数料を請求する悪徳業者も存在します。

ファクタリング手数料に関しての対策
  • ファクタリングを契約する前に問い合わせてファクタリング手数料の上限を確認する
  • 悪徳業者に騙されないよう、この記事で紹介しているファクタリング業者を利用する

個人事業主は必要書類が少ないファクタリングを利用しよう

請求書だけではファクタリング利用者や売掛先(取引先)の信用情報を測ることができません

そのため、請求書だけで利用できるファクタリングはありません。

ファクタリングには、基本的に以下の書類が必要です。

  • 売掛金が確認できる書類(請求書等)
  • 入出金が確認できるファクタリング利用者の預金通帳
  • ファクタリング利用者の本人確認書類(免許証やマイナンバーカードなど)

ファクタリングを利用する前に用意しておきましょう。

個人事業主やフリーランスは必要書類が少ないファクタリングを利用しましょう。

必要書類が少ないファクタリングを利用することで、以下のメリットがあります。

必要書類が少ないファクタリングを利用するメリット
  • 審査時間が比較的短い
  • 即日で入金される可能性が高い
  • オンライン完結の場合が多い

社会的信用度が低いとされている個人事業主やフリーランスでも必要書類が少ないファクタリングであれば、審査に通りやすいです。

ファクタリングは個人事業主でも使える効果的な資金調達手段ですので、ぜひ活用してください。

スクロールできます
ファクタリング名ビートレーディング
ビートレーディング
QuQuMo
QuQuMo
ペイトナーファクタリング
ペイトナーファクタリング
最短入金最短2時間最短2時間最短10分
手数料2者間:4%~12%程度

3者間:2%~9%程度
1%〜一律10%
契約方式2者間、3者間2者間2者間
買取可能額無制限無制限最大100万円(初回のみ25万円まで)
詳細をチェック公式サイト公式サイト公式サイト
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ユーザーの皆様に向けて、暮らしの役に立つメディアを常に立ち上げ紹介しております。既に79サイト以上を運営しており、日々情報を更新し発信いたします。

目次