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「BTSを守れ」と事務所に求めるだけでいいのか RM本人が「ホテル前に来ないで」と訴えた意味

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「BTSを守れ」と事務所に求めるだけでいいのか RM本人が「ホテル前に来ないで」と訴えた意味
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BTSを「守ってほしい」という声が広がる一方で、RM本人が求めたのは、もっと直接的なことだった。

「ホテルの前にずっといないでほしい」

【全文】BTS・RM、ファンに異例の呼びかけ

現在、ワールドツアー「ARIRANG」で南米を巡っているBTSは、ペルー・リマに滞在中だ。ところが、宿泊先の前には終日多くの人が集まり、現地からライブ配信を行ったり、ホテルの場所を共有したりする動きまで出ている。

こうした状況を受け、RMは10月8日、ファンコミュニティ「Weverse」を通じて異例ともいえる長文を投稿。メンバーやスタッフが十分に休めていないとして、ファンに自制を呼びかけた。

一方、SNSではHYBEやBIGHIT MUSICに対し、「アーティストを守ってほしい」「もっと安全対策をしてほしい」と求める声も相次いでいる。

「客室までうるさい」RMが直接訴え

RMはWeverseへの投稿を通じて、まず、「今、僕たちはペルーに来ている。人生で初めて来たので、ワクワクしてうれしい」とラテンアメリカのファンへの感謝を伝えた。

BTS・RM
(写真提供=OSEN)BTS・RM

そのうえで、宿泊先をめぐる状況について、かなり率直に明かしている。

「僕たちが泊まっているホテルの前にファンが一日中いるため、メンバーとスタッフがとても大変な思いをしています。客室の中までうるさくて、みんなよく眠れていません。同じホテルの宿泊客にも、僕たちが大きな迷惑をかけている状況です」

さらに、「歓迎してくれる気持ちと情熱には感謝していますが、僕たちが十分に休み、睡眠を取れなければ、皆さんと一緒にする公演にも支障が出ます」と説明。

ペルーだけの問題として終わらせず、「これから行くチリ、ブラジル、アルゼンチン、そしてその後のアジアのさまざまな国でも、ホテルの前にずっといないでほしい」と呼びかけた。

RMは最後に、「ARMY(BTSファン)なら理解してくれるし、もうそうしないと信じています。お互いに、より成熟して誇らしい関係になれたらうれしい」と伝えている。

このようにRMが訴えたということは、休息が取れず、公演そのものに影響しかねないところまで来ているということだ。

「アーティストを守れ」事務所に向かうファンの声

この騒動を受けて、SNSではホテル前に集まる人々への批判と同時に、HYBEやBIGHIT MUSICへ対応を求める声も広がっている。

43万回以上表示された投稿では、「ホテルの外で待ったり、泊まり込んだり、そこからライブ配信したり、居場所を共有したりすることを普通のことにしてはいけない」と強く訴え、「HYBEはアーティストを守ってほしい」と呼びかけた。

別の投稿でも、ホテル前の混雑ぶりを示しながら、「これではRMが言わずにはいられない」「休息を邪魔するだけでなく、他の宿泊客にも迷惑だ」とする声が出ている。

とりわけVをめぐっては、9月末に安全を脅かすような投稿がSNS上で拡散されたとして、ファンの間で「#ProtectTaehyung」を共有し、事務所に具体的な保護対策を求める動きもあった。

BTS・V
(写真提供=OSEN)BTS・V

こうした経緯を考えれば、「もっとアーティストを守ってほしい」と事務所に要求するファンの不安は理解できる。

ただし、ここは切り分ける必要がある。

現時点で、HYBEやBIGHIT MUSICが何もしていないと確認されたわけではない。現地警備、ホテル側との連携、移動時の安全対策など、実際にどのような対応が取られているのかは外からは確認できない。そもそも、警備体制の詳細は安全上、すべてを公表できる性質のものでもない。

個別の対策が公表されていないからといって、「何もしていない」と断定することはできないのだ。

それでもRMが求めたのは「来ないで」

一方で、今回のRMの言葉は、事務所の警備強化だけでは解決しきれない問題があることも示している。

ホテルの場所を共有する。現地からライブ配信する。長時間その周辺に居続ける。そこに集まった人すべてをファンと決めつけることはできない。野次馬や配信目的の人物が含まれている可能性もある。

それでも、RM自身が「ホテル前にいないでほしい」と直接呼びかけた事実は重い。

BTSのコロンビア・ボゴタ公演
(写真提供=BIGHIT MUSIC)BTSのコロンビア・ボゴタ公演

警備を強化したからといって、ホテル前から人がいなくなるわけではない。位置情報の拡散も、事務所だけで完全に防げるものではない。周囲の人間が「そこには近づかない」「居場所を広めない」と判断することも、安全対策の一部になる。

BTSは現在、ペルーに続いてチリ、アルゼンチン、ブラジルを巡る南米ツアーの真っただ中だ。歓迎の声が大きいこと自体は、アーティストにとってうれしいことだろう。

ただ、公演会場とホテルは同じ場所ではない。BTSを守るために、所属事務所が果たすべき役割は当然ある。その一方で、RMが今回求めたのは、さらにシンプルなことだった。

「BTSを守って」と事務所に求めることと、ファン自身も彼らの休息の場には近づかないこと。その両方がそろって初めて、“守る”ことになるといえるのかもしれない。

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《スポーツソウル日本版》

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