驚きの主張が飛び出した。
韓国の優勝を後押しするために、審判が偏った判定をしたとの主張だ。
U-23韓国代表は9月30日、長居スタジアムで行われた2026年愛知・名古屋アジア大会のサッカー男子準決勝で、中国を2-1で下した。
韓国が逆転勝利、決勝進出
韓国は今大会、グループリーグを首位で突破すると、準々決勝のベトナム戦で4-0の完勝。そして、難しい試合となった準決勝の中国戦も制し、2014年仁川大会、2018年ジャカルタ・パレンバン大会、2022年杭州大会に続くアジア大会4連覇まで、あと1勝に迫っている。
この日、韓国はワン・ユードンに先制ゴールを許したが、同33分、オム・ジソンのコーナーキックからイ・ヨンジュンがヘディングシュートを決め、1-1の同点に追いついた。

そして後半37分、ペ・ジュノがオム・ジソンのクロスに頭で合わせて逆転。韓国はその後、中国の攻撃をしのぎ、決勝への切符を手にした。
試合後、中国メディア『直播吧』は現地メディア関係者の反応を紹介。中国が韓国代表を相手に善戦したことを評価し、惜しむ声が多く聞かれたほか、「このような敗戦なら受け入れられる」として、銅メダルに期待する声もあった。
しかし、なかには衝撃的な意見もあった。
中国メディアで判定に異論、まさかの陰謀論も
「最後の場面では中国にPKを与えるべきではなかったのか? VARはなぜ介入しなかったのか?」と判定に異議を唱える声のほか、「主審の判定はあまりにも偏っていた。最後のハンド(の疑い)の場面と、ペナルティーエリア手前でのフリーキックの場面を、いずれも取らなかった。どうやら韓国の選手たちが兵役に就かなくても済むようにすることも、より大きな利害関係に合致しているようだ」と、陰謀論めいた主張も見られた。
これは後半アディショナルタイム、チャン・ユーニンがペナルティーエリア内から放ったシュートがキム・ジスの体に当たって軌道が変わり、ペ・ヒョンソの手に触れたように見えた場面を指しているとみられる。

ただし、至近距離で体に当たって跳ね返ったボールで、ゴール方向に向かっていたボールでもなかったことから、誤審と見るのは難しい。さらに、中国のアントニオ・プチェ監督が強く抗議して警告を受けたことからも、VAR担当審判団が一度確認したうえで問題なしと判断した可能性が高い。
何より、この日の主審を務めたタジキスタン出身のサドゥッロ・グルムロディ氏は、試合を通じて中国に有利な判定を続けた。
前半15分には、中国の選手がイ・ヒョンジュのユニフォームを後ろから明らかにつかんだにもかかわらず、笛は鳴らなかった。続いて同17分にも、中国の選手が手を使ってペ・ジュノを倒したが、ここでもプレーはそのまま続行された。
試合を中継していた解説委員のイ・ヨンピョ氏も「これも反則でないのなら、試合をするのは難しい」と声を上げたほどだ。
その後もオム・ジソンに対する激しいタックルが続いたが、主審はなかなかイエローカードを提示しなかった。オム・ジソンの足首を強く踏みつけたシュー・ビンにだけ警告が出されたが、退場にならなかったのが幸いと言えるほどのプレーだった。
さらに前半アディショナルタイムには、チェ・ソクヒョンが中国のペナルティーエリア内で明らかに押されて倒れたものの、ファウルは取られなかった。一方、韓国の選手が少し押したり引いたりしただけでも反則が取られた。その結果、中国の前半のファウル数はわずか4回だった。
後半も中国にとって幸運な場面が続いた。後半16分にはファン・ドユンがペン・シャオの肘に当たり、鼻血を流したものの、プレーはそのまま続行された。またアディショナルタイムには、ワン・ユードンがチェ・ソクヒョンに対して危険な形で足を出してチャレンジしたが、警告は出なかった。

イ・ヨンピョ氏は「これでカードを出さずに我慢しますか。審判の立場としても、我慢するのは簡単ではないですが…」と、言葉を失っていた。
韓国としては、負傷者を出すことなく試合を終えられたのが何よりだったと言える。
決勝では、ウズベキスタンとの死闘を制した日本と対戦する。韓国が大会5連覇を達成するのか、それとも日本が阻止するのか、注目が集まる。
(記事提供=OSEN)



