BIGBANG出身のV.I(本名イ・スンヒョン)が特殊暴行容疑で告訴された当時の防犯カメラ映像が公開された。
「脅していない」と容疑を否認してきたなか、映像に収められていた姿に注目が集まっている。
韓国JTBCは9月23日、V.Iがソウル・江南(カンナム)区のある飲食店で30代の男性と対面した当時の防犯カメラ映像を報じた。
映像のなかでV.Iは、テーブルに置かれていた焼酎の瓶を手に取って腕を伸ばし、そばにいた同行者がそれを制止していた。また、足で何かを蹴るような動きも捉えられていた。
これに先立ちV.Iは、事件当時、酒瓶を手にしたことはあるものの、振り回したり相手を脅したりしたことはないとの立場を明らかにしていた。相手が同席して事業の話を持ちかけてきたため、それを断る過程で起きた出来事だという説明だ。身体的な接触もなかったとして、特殊暴行容疑を否認している。
一方、告訴人は、V.Iとその同行者が自身の通路をふさぎ、V.Iが焼酎の瓶を振り回して脅したと主張している。また、それを手で防ぐ過程で手を負傷したとも話している。

さらに告訴人は、V.Iが「お前も俺のことを敗北者だと思っているのか」と尋ね、暴力組織との関係に言及しながら脅したとも主張した。この発言については告訴人側の供述であり、事実かどうかは捜査を通じて確認される必要がある。
防犯カメラ映像の公開後、V.Iがこれまで示してきた釈明にも関心が集まっている。映像にはV.Iが酒瓶を持って腕を伸ばす場面が映っているが、この場面だけで酒瓶を振り回したのか、告訴人と身体的に接触したのかまで断定することは難しい。
双方の主張が食い違っているだけに、当時の現場全体の状況や目撃者の供述などが、捜査の焦点になるとみられる。
オンライン上の反応は冷ややかだ。関連報道には、「やっぱり人はそう簡単には変わらない」「実力に比べてあまりにも順調にいきすぎた」「敗北者、ひとりぼっち」など、V.Iを批判するコメントが相次いだ。
特に、V.Iがこれまで容疑を否認してきたなかで防犯カメラ映像が公開されたことで、事件の経緯を明確にする必要があるとの声も上がっている。
なお、V.Iは過去、韓国芸能界を揺るがした大規模スキャンダル「バーニングサン事件」に関連し、特殊暴行教唆など9つの罪で有罪判決を受けた。当時、特殊暴行教唆容疑を否認していたが、控訴審ではすべての容疑を認め、最高裁で懲役1年6カ月の刑が確定した。
2023年に出所したV.Iは、今回は特殊暴行容疑で再び警察の捜査を受けることになった。
過去の確定判決と今回の告訴事件は別のものだ。警察は告訴人への事情聴取や防犯カメラ映像の分析などを通じて、当時のV.Iの行動が脅迫や暴行に該当するかどうかを確認する予定だ。
◇V.I プロフィール
1990年12月12日生まれ、本名イ・スンヒョン。韓国では「スンリ」の活動名で知られる。2006年8月、BIGBANGの“末っ子”としてデビュー。数多くのヒット曲で、K-POPの最前線を駆け抜けた。またバラエティ番組にも出演してタレントとしても人気を博し、様々な事業まで展開した。しかし2018~2019年に韓国社会を震撼させた“バーニングサン事件”の中心人物とされ、2019年3月に芸能界からの引退を宣言。性売買斡旋や横領、海外遠征賭博などの容疑で2022年5月、懲役1年6カ月の実刑が確定した。2023年2月に出所している。
■【写真】被害者と笑顔…特殊暴行で訴えられたV.I、事件当日の写真が公開?



