「助けてください…」
日本が用意した宿泊施設に、韓国代表選手たちから不満の声が上がっている。
『日刊スポーツ』は9月12日、「2026愛知・名古屋アジア競技大会で、選手らの宿泊拠点の一つとなるガーデンふ頭が正式オープンしてから1週間を迎える。仮設コンテナ型の宿泊施設については、計画段階から関係者が指摘していた通り、やはり『狭い』との声が相次いでいる」と報じた。

同紙によると、今大会は選手村の建設を見送ったため、選手たちはガーデンふ頭やクルーズ船、ホテルなどに分散して宿泊することになった。災害時にも活用されるコンテナ型の宿泊施設は1棟あたり約70平方メートルで、2つのユニットからなる。各ユニットにはベッドが4台置かれており、ゆったりと休めるスペースは限られているという。
大会組織委員会は当初、選手村を建設する予定だったが、仮設宿泊施設を活用する方針に変更。約200棟のコンテナ型宿泊施設に各国の選手団約2000人、ふ頭に停泊するイタリアの大型クルーズ船「コスタ・セレーナ」に約4000人、市内のホテルに約9000人を、それぞれ分散して受け入れる計画となった。これは、コスト削減や持続可能性の向上などを理由としている。
その結果、アスファルトの上に設置された木造の組み立て式コンテナが、多くの選手たちの宿泊先となった。大会開幕前にグループリーグが始まった韓国男子バスケットボール代表も、この宿泊施設を利用している。
約70平方メートルのコンテナ型宿泊施設1棟の収容人数は最大6人。1人用ベッドの長さは1メートル95センチだ。身長2メートル前後のバスケットボール選手にとっては、宿泊施設もベッドも窮屈にならざるを得ない。
『日刊スポーツ』は「男子バスケットボールには身長2メートルを超える選手も多い。韓国のエース、イ・ヒョンジュンは『大変だ』と苦笑した。ベッドも十分な大きさではないようだ。しかし、彼は『不満を言っても仕方がない。どうすればできるだけ快適な空間を作れるか、方法を探している』と強調した」と伝えた。

ただ、問題は狭さだけではない。韓国バスケットボール代表のガード、ビョン・ジュンヒョンは11日、自身のSNSに宿泊施設のトイレの配管が破裂し、漏れた水で床が水浸しになった様子を撮影して投稿。「助けてください」とつづっていた。
選手たちが最高のコンディションを維持するには、全体的に厳しい環境と言える。もちろん、こうした状況に置かれているのは韓国の選手だけではない。中国男子バスケットボール代表も、3人1室で共同のトイレとシャワーを使用していることが明らかになり、「難民キャンプ」との批判が上がった。


『日刊スポーツ』によると、台湾のある選手も「十分に広いとは言えない」と率直に語ったという。また、あるコーチは「生活に必要な機能には問題ないが、選手たちは部屋で窮屈に感じているようだ」と話したという。
(記事提供=OSEN)



