韓国の夏の恒例・びしょ濡れフェスティバルとされる『WATERBOMB』でその名を轟かせ「ウォーターボム女神」と呼ばれる元IZ*ONEのクォン・ウンビが、『WATERBOMB 2025釜山』のステージを、健康上の理由で公演を欠席することになり、ファンから心配の声が高まっている。
【関連】びしょ濡れフェスの女神”ウンビのステージ・パフォーマンス
7月25日、クォン・ウンビの所属事務所であるWoollimエンターテインメントは、7月26日に予定されていた公演の前日に「クォン・ウンビが健康上の理由により、明日予定されていた『WATERBOMB 2025釜山』にやむを得ず参加できなくなった」と発表した。
続けて所属事務所は「最近、医師の所見に従って約3週間にわたり回復に専念し、復帰を準備してきたが、現在の体調を考慮して追加の休養を取ることにした」と説明した。
クォン・ウンビは“ウォーターボム女神”の別名にふさわしく、今月7月6日に高陽（コヤン）のKINTEXで行われた『WATERBOMB 2025ソウル』のステージでは、胸元があらわになった大胆な衣装で話題を集め、釜山公演でのファッションにも期待が高まっていた。
しかし、彼女の不参加の知らせに、クォン・ウンビのパフォーマンスを見るためにチケットを予約していた観客たちからは落胆の声が上がった。
「クォン・ウンビを見にWATERBOMB に行くのに」「前日発表はひどい」といった遅れた告知に対する不満も噴出している。
クォン・ウンビは2023年に『WATERBOMB 』のステージで涼しげかつ妖艶なファッションを披露し、一躍「WATERBOMB 女神」として注目を集めて以来、毎年公演のヘッドライナーを務めるほどの人気を博してきた。
「WATERBOMB 女神」としての人気に後押しされ、彼女は数々の広告撮影に加え、毎年春には複数の大学祭でも、大学ごとの雰囲気に合わせたファッションと情熱的なパフォーマンスを披露し、休む間もないハードスケジュールをこなしてきた。
今回『WATERBOMB 釜山』のステージに立てなかったクォン・ウンビだが、今後もさまざまな活動を予定しており、9月に開催される『WATERBOMB 2025バリ』への参加も控えているため、しばらくは彼女の健康状態に対する懸念が続くものとみられる。
◇クォン・ウンビ プロフィール
1995年9月27日生まれ。2018年に韓国Mnetのオーディション番組『PRODUCE 48』に出演し、IZ*ONEのメンバーとしてデビューした。2014年に一度ガールズグループYe-Aのメンバーとして芸能活動を行っており、当時の芸名はカジュ。IZ*ONEではリーダーを務めた。端正な顔立ちでクールな印象を与える一方で、ネット上では「天然」や「ポンコツリーダー」と呼ばれたことも。IZ*ONE解散後、2021年8月に1stミニアルバム『OPEN』でソロデビューを果たした。
