KARAのパク・ギュリに、元恋人である「PICAプロジェクト」ソン・ジャホ代表から金品を受け取っていた疑惑が浮上している。
7月23日、所属事務所BIGBOSSエンターテインメントの関係者は、本紙『スポーツソウル』の取材に対し、パク・ギュリの疑惑について「アーティストの私生活については確認が難しい」と明らかにした。
パク・ギュリは2019年、ドンウォン建設のソン・スンホン元会長の長孫で、財閥3世のソン・ジャホ代表と交際していたことがある。2人は2021年、ソン・ジャホ代表の飲酒運転が発覚したことをきっかけに破局した。
その後、ソン・ジャホ代表は2023年7月に、暗号資産関連の特定経済犯罪加重処罰法違反（詐欺）、背任、業務妨害、資本市場法違反などの容疑で拘束された。
ソン・ジャホ代表は、いわゆる「清潭洞（チョンダムドン）の株長者」として知られるイ・ヒジン、イ・ヒムン兄弟らと共謀し、投資家を募集したうえで、仮想通貨「PICAコイン」の相場を操作するなどの行為で、約339億ウォン（約33億9000万円）を騙し取った容疑で2024年7月に起訴された。
これに関連し、パク・ギュリは7月16日、ソン・ジャホ代表の詐欺事件における公判に証人として出廷。彼女はソン・ジャホ代表のコイン事業の一部に関わっていたものの、違法なコイン事業や相場操作などの犯罪行為には加担していないと強調した。
しかし、ある韓国メディアは、パク・ギュリがソン・ジャホ代表と交際していた当時、約6000万ウォン（約600万円）相当の金品を受け取っていたうえ、コインを売却して約2600万ウォン（約260万円）相当の利益を得ていた状況を報じた。
さらに、破局後もソン・ジャホ代表がパク・ギュリのコインによる損失を補償していたという疑惑も提起され、論争が広がっている。
◇パク・ギュリ プロフィール
1988年5月21日生まれ。1995年に子役としてデビューし、2007年にKARAのメンバーとして本格的に音楽活動をスタートさせた。女優に転向した2016年からは、ドラマ『蒋英実』『恋の花が咲きました』、映画『2つの恋愛』『サヨナラの伝え方』『Beautiful Food』『Revive by TOKYO24』などで安定的な演技を披露しながら女優としてのキャリアを積んでいる。
