G-DRAGONのタイ・バンコク公演中止の理由が明らかになった。
7月11日、G-DRAGONの所属事務所・ギャラクシー・コーポレーションは公式コメントを発表し、「予期せぬ状況により、8月2日に予定されていたワールドツアーのバンコク公演が延期となったことを遺憾に思います」と伝えた。
続けて、「今回の公演中止は、異例かつ記録的な猛暑により熱中症患者が相次ぐなか、屋外会場であるラジャマンガラ国立競技場の特性を考慮した措置です」と説明。「ファンの皆さまの健康と安全を最優先に考えた決定であることをご理解ください」と強調した。
さらに、「この件でご不便をおかけすることを心よりお詫び申し上げます。すべての判断は皆さまの安全を第一に考えたものです」とした上で、「代替公演の会場や日程については、猛暑と雨季を避け、安全面に配慮したうえで、できるだけ早くお知らせいたします」と付け加えた。なお、チケットの販売はまだ開始されておらず、払い戻し手続きなどは不要とのことだ。
最後に事務所は、「アーティストおよび所属事務所は、皆さまの期待に応えるステージをお届けするため最善を尽くしており、そのひとときが皆さまの心に長く残る特別な時間になるよう準備を進めております」とコメントした。
この発表に先立ち、同日午前にはバンコク公演の中止が告知されていたが、その際には理由は一切明かされず、「予期せぬ状況のため」とだけ伝えられていた。
そのため、ネット上では一部のファンから不満の声が噴出。「マナーがなっていない」などの厳しい指摘も見られた。
G-DRAGONは、3月29・30日の韓国公演を皮切りに、東京、ブラカン、大阪、マカオ、シドニー、メルボルンなどの都市を巡ってきた。10日には台湾公演のため、台北へと出国したばかりだった。
（記事提供＝OSEN）
◇G-DRAGON プロフィール
1988年8月18日生まれ。本名クォン・ジヨン。2006年にBIGBANGのメンバーとしてデビュー。BIGBANGのリーダーで、グループ内ではラッパーを担当している。作詞・作曲、そしてプロデュースのスキルにも定評があり、数多くの楽曲をヒットさせた。2019年10月に除隊。2022年4月に『Still Life』を発表して約4年ぶりにカムバック。2023年6月にYGエンターテインメントとの契約が終了し、同年12月にギャラクシー・コーポレーションと専属契約を締結した。
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