音楽グループ「コヨーテ」の女性ボーカリストであるシンジ（43）が、自身の結婚に関する論争で疲労感を与えてしまったことを謝罪したなか、生放送に直接出演する。
顔合わせの場で真顔になり席を立った「コヨーテ」のペッカも一緒に出演し、シンジがこの問題について直接言及し、正面突破するのか注目されている。
シンジは7月9日に放送されるKBSクールFM『パク・ミョンスのラジオショー』の「率直発言」コーナーに出演する。シンジはペッカと共に出演し、リスナーの相談を聞き、自分の率直な考えでアドバイスを行う予定だ。
全国民が反対する結婚に？
シンジの生放送出演が話題になっているのは、来年の結婚を約束した婚約者、歌手ムンウォン（36）に関連する論争のためだ。
ウェディング写真の撮影が先に報じられ話題となったシンジとムンウォンは、シンジが進行するラジオ番組を通じて縁を結び、恋人に発展。来年の結婚を予定している。
論争の始まりは、シンジのYouTubeチャンネルに公開されたコヨーテメンバーとの顔合わせ映像だった。
その動画でムンウォンは、シンジのことをよく知らなかったこと、過去に一度離婚しており前妻との間に娘がいることを明かした。離婚歴と娘の存在についてはシンジと関係が深まった後に伝えたという。
これを聞いたペッカは固い表情を隠せず、「トイレに行く」と言って席を立った。
その動画には、離婚理由に関する噂、軍服務中の暴力疑惑、学生時代の不良グループ疑惑などのコメントが多数寄せられた。その多くがシンジの結婚に反対するものだった。
これに対しムンウォンは、「映像内での自分の言動が軽率だった点を深く反省している。一番近い存在という理由で、シンジさんを応援してくださる多くの方々の気持ちを汲み取れなかった」と述べた。
そして、不動産仲介士の資格なしに事務所と共に不動産営業をしていたことは事実だが、学生時代や軍服務中に友人や後輩をいじめたという部分、前妻との婚前妊娠は事実だが二股をかけていたという噂は事実ではないと説明した。
それにもかかわらず論争は続いた。
これに対してシンジの所属事務所側は「ムンウォン氏がシンジさんやコヨーテのメンバーに無礼な態度を取り、愛する人に傷を負わせたことを深く反省している。結婚のニュースが先に伝わり、予想外の関心の中で未熟な姿が露呈したようだ」とし、「当社は長い間、2人の関係を見守ってきたが、他のカップルと同じように互いを大切にし、尊重していた。ムンウォン氏も指摘された部分を改善すると約束した」と伝えた。
あわせて、各種疑惑に対する具体的な説明と事実確認結果も共有した。不動産無資格営業疑惑、学校暴力および軍服務中のいじめ疑惑、離婚および二股疑惑についての具体的な証拠資料も添付した。
シンジ自身も直接声明を発表した。
論争が起きてから初めて表に立ったシンジは、「最近、私の結婚ニュースによって皆さんに疲労感を与えてしまったようで、心が重い。一方で、私が皆さんから大きな愛を受けていることを改めて実感し、心から感謝している」とし、「皆さんからの関心と心配のお言葉を十分に理解している。悩み、より注意深く考える。今後のことは時間をかけて見守っていただければ本当にありがたい」と伝えた。
シンジ、ムンウォン、所属事務所がすべて声明を出し、そして今度は生放送でシンジとペッカが登場する。
これまで沈黙を守ってきたシンジだが、直接声を上げた以上、関連する言及を避けることは難しいだろう。シンジに多くの視線と関心が注がれている。
（記事提供＝OSEN）
◇シンジ プロフィール
1981年11月18日生まれ、本名イ・ジソン。高校生だった1998年12月に、3人組の音楽グループ「コヨーテ」のメンバーとしてデビュー。メインボーカルを務める紅一点。『純情』『出会い』『失恋』『Blue』などのヒット曲を通じて、韓国代表する女性ボーカリストの一人に。2008年7月にはソロデビューも果たしている。2025年6月、7歳年下の歌手ムンウォンと来年結婚すると発表した。
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