K-POPアイドルの電撃脱退を受け、明日花キララへの関心が韓国で高まっている。
元THE BOYZのチュ・ハンニョンと明日花キララは最近、六本木の飲食店での密会が『週刊文春』によって撮影されたと報じられた。一部メディアはこの場が“性売買の現場だった可能性がある”と伝え、事態は過熱。チュ・ハンニョンはグループからの脱退と直筆の謝罪文を通じて、沈静化を図った。
しかし、一方の明日花キララは現在まで一切の立場表明をしていない。むしろ、6月18日には短いスカート姿で笑顔を見せるインスタグラム投稿が話題となり、「火に油を注いだ」と批判されている。
さらに韓国の世論を驚かせているのは、彼女の過去と現在の“ギャップ”の大きさだ。明日花キララは2007年にAV業界でデビューし、多くの作品に出演して人気を集めた。2020年に引退した後は、モデルやインフルエンサーとして芸能人さながらの活動を展開している。
そして今回の騒動によって掘り返されたのが、2023年の韓国での出来事だ。
「元AV女優が韓国で？」
彼女は「第11回 大韓民国芸術文化人対象授賞式」に出席し、「海外モデル部門特別賞」を受賞していた。この事実が明らかになると、「元AV女優が韓国でなぜ公式の芸術賞をもらえるの？」と波紋が広がり、ネット上では「ダブルスタンダードだ」「経歴ロンダリングの典型例ではないか」といった批判が殺到した。
中には、「日本ではAV女優として知られていた人物が、韓国ではモデルやセレブとして受け入れられ、しかも賞まで受け取った」という点に疑問を呈する声もある。韓国の芸能人が小さな私生活の問題で活動を中断する一方で、海外出身の人物には過去が“免罪符”のように扱われているのではないかという指摘だ。
さらに、知的障害を持つユーチューバー「ヒロック」との関係についても触れられ、議論の幅は一層広がっている。ネット上では「単なる私生活の話では済まされない」「公開交際中でありながら別の男性とプライベートな飲み会に参加していたこと自体が不適切だ」といった声が相次いでいる。
実際、明日花キララのインスタグラムには「何か言えよ」「公式な謝罪はないのか」「過去を隠して賞をもらったのに、今はダンマリか」といったコメントが殺到。一方でファンからは、「AV女優だった過去は彼女自身の選択であり、引退後は別人として扱うべき」「メディアが意図的に印象操作している」といった擁護の声も上がってはいるものの、勢いを増す批判の前に、その声の説得力は徐々に弱まっている。
今回の騒動は、単なるゴシップやスキャンダルの域を超え、芸能界における倫理観、公的イメージの線引き、そして国を越えた文化受容の在り方そのものに、根源的な問いを投げかけている。
（記事提供＝OSEN）
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