“サレ夫”演じた伊藤淳史、9月放送の『私の死体を探してください。』で“クズなヒモ夫”を熱演！

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2024年7月17日（水） 15時58分

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　作家・星月渉のミステリー小説『私の死体を探してください。』（光文社）が、このほど実写ドラマ化することが決定した。俳優の伊藤淳史を主演に迎えて、9月3日よりテレビ東京系列で放送される。

　原作は、メディアプラットフォームnote主催の「創作大賞2023」にて応募総数約3万4,000件の中から「テレビ東京映像化賞」と「光文社文芸編集部賞」をW受賞した同名小説。

　ある日突然、ベストセラー作家・森林麻美が自身のブログに“私の死体を探してください。”という文章を書き残し、消息を絶ってしまう。しかし依然としてブログの更新は止まらず、麻美を取り巻く関係者の秘密が次々と暴露されていく。次は一体どんな秘密が暴かれるのか、麻美の存否は？　そして麻美がブログを通して本当に伝えたかったこととは――。

　主演の伊藤が演じるのは、そんな麻美の夫・三島正隆。『テレビ東京×WOWOW共同製作連続ドラマダブルチート偽りの警官Season1』（テレビ東京系）では警視庁捜査二課の課長、『離婚しない男－サレ夫と悪嫁の騙し愛－』（テレビ朝日系）では妻に不倫された“サレ夫”役を演じてきたが、今作では麻美の収入で暮らしながら麻美の担当編集と不倫する“クズなヒモ夫”を熱演する。

　そして正隆の妻・森林麻美役に山口紗弥加、麻美の担当編集・池上沙織役に恒松祐里、沙織の上司で煌文社文芸編集部の編集長・神永進役に要潤が決定。ほかにも正隆の母・三島みどり役にかたせ梨乃、投資コンサルタント・橋本良介役に本宮泰風など、豪華キャストが続々と発表されている。

　今作で主人公の正隆を演じた伊藤は、「今回の役は、新たな挑戦と思えるキャラクターでした」「監督やプロデューサーの方と、撮影前に沢山お話しさせて頂きました」と回顧。またおよそ10年ぶりの共演だという山口については「久しぶりな感じはまったくなく、毎日楽しく撮影が出来ました！」とコメントを寄せており、「最初から最後まで、一瞬も目を離せない展開で、とても面白い作品になっていると思いますので、是非ご覧下さい！よろしくお願いします！」と呼び掛けていた。

　対して原作者の星月は、今回のドラマ化について「テレビ東京映像化賞の受賞の連絡をいただいた時は正直驚きました。ブログで、文章で周囲の人間を翻弄する。これをどう映像で表現するんだろう？率直にそう感じていたのです」とコメント。続けて「原作のヒキの強さを何度もお褒めいただき、脚本を読んでその疑問は消え去りました」と語り、「正隆はとても難しい役だと思います。伊藤淳史さんが演じてくださること、嬉しくてわくわくしています」と期待をのぞかせていた。

　ドラマは9月3日より放送スタート。毎週火曜の深夜24時30分に放送される。

《ハララ書房》