迫力のあるバンドサウンドとともに火花が上がり、韓国アルバムの最新曲「BORN TO BE」からスタートした日本公演。大勢のダンサーと共に圧倒的な群舞パフォーマンスを見せつけ、ラストはバックスクリーンを利用したシルエットの群舞で締めくくった。
ライブでは、韓国アルバム『BORN TO BE』に収録されている、初のメンバーソロ楽曲も披露。チェリョンは「Mine」で大人の魅力を醸しだし、リュジンは「Run Away」でボーカリストとしての新しい魅力をみせた。ユナは末っ子らしい可愛さが溢れたポップサウンドの「Yet, but」をパフォーマンス、イェジは「Crown On My Head」にて、ITZYのシグネチャーポーズである王冠をイメージした振り付けと共に歌唱力が際立つステージを披露するなど、ソロステージではメンバーそれぞれの魅力が光っていた。
また、5月15日にリリースしたばかりのJAPAN 3rd Single「Algorhythm」も初披露。いつもの“強くてクール”なITZYとは一転して、明るい曲調でポップな面をみせた彼女たち。ダンスブレイクではさらに盛り上がり、記念すべき日本最新曲ステージとなった。
その後、韓国アルバムのタイトル曲である「LOCO」、「Not Shy」、「CAKE」、「SNEAKERS」など人気曲を次々と披露し、会場もヒートアップ。アンコールでは、JAPAN最新シングル収録曲「No Biggie」とJAPAN 1st Singleの収録曲でありながら根強い人気を持つ「Spice」の2曲をパフォーマンスした。
最後の挨拶で、チェリョンは「今日は私たちと一緒に楽しい時間を過ごしてくれて本当にありがとうございます！MIDZY（ITZYのファンネーム）と私たちとのこの楽しい時間は宝物です」とファンへの愛を述べ、イェジは、「こんなに大きなホールでステージができることをとても幸せに思います」「私たちの夢になってくれてありがとうございます！」とライブで感じた率直な想いを話した。
挨拶を終えると、ステージに大きなケーキが突如登場。5月26日に誕生日を迎えるイェジの“サプライズバースデー”が行われた。ユナによる掛け声の合図で、会場のみんなから「誕生日おめでとうー！！！」とメッセージを贈り、24歳になるイェジの誕生日をお祝いした。
ラストはステージ中央で「ITZY MIDZY 그럼（意味：また会いましょう！）！！」と全員で叫び、全4公演におよぶ「ITZY 2ND WORLD TOUR ＜BORN TO BE＞ in JAPAN」を大成功に収めたITZY。日本をはじめ、世界中を魅了する彼女たちのパフォーマンスをこれからも見続けていたい。
