『オードリーのオールナイトニッポン』（ニッポン放送）の放送開始15周年を記念した番組イベント『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム』が18日、東京ドームで実施された。
イベントには、5.3万人のリスナーが集結。ほか、全国47都道府県の映画館200館およびLINE CUBE
SHIBUYAでのライブビューイングにて5.2万人が視聴したほか、自宅などで楽しめるオンライン配信でも5.5万人が視聴し、合計16万人が集まった。
イベントがスタートすると、このイベントのために星野源が書き下ろし提供した主題歌「おともだち」に乗せたVTRがスクリーンに映し出され、オードリーの若林正恭と春日俊彰が登場。中にはロサンゼルスから参加しているリスナーがおり、若林は「ロスで大谷（翔平）選手を見た方が良くない！？」とコメントし、笑いを誘っていた。
今回のイベント中、場面転換はモノマネ芸人によるネタで繋ぐという演出があり、ビトタケシ、ニッチロー、TAIGA＆ジョー、松本明子が豪華芸能人になりきって、転換中も会場を盛り上げた。
その後、若林と春日それぞれのフリートークコーナーで会場を沸かせ、次のコーナーへ。スクリーンにVTRが流れ始め、春日の妻・クミさんがラジオ内でも話題になった春日の“（ラーメンへの）味玉トッピングNG”を「許せない！」と主張。その「味玉デスマッチ」に決着を付けるため、東京ドームでプロレス対決を行うことになった。しかし、春日と戦うのはクミさん...ではなく、クミさんの親友・フワちゃん。こうして、春日とフワちゃんのプロレス対決も行われた。
若林のDJプレイのコーナーでは、ステージに星野源がサプライズ登場。「Orange」にfeat.MC.wakaとして参加している若林のラップも初披露された。ゲストとしてイベントに参加することはなかなかないという星野。この東京ドーム公演も来られない予定だったのだが、絶対に動かせないと思っていた仕事が無くなったそう。ギリギリに決まった星野の出演に、若林も大喜び。「やっぱり星野さん、歌上手いっすね！歌い出した時ビックリした！」とあまりの歌の上手さに驚いたと語った。
そんな星野とは、もう1曲コラボレーション。『星野源のオールナイトニッポン』に若林がゲスト出演した際に歌った楽曲「Pop Virus」に、若林がラップで参加。この日しか見られない豪華コラボに、会場は大きく沸いた。
イベント開催までの準備期間のメイキングVTRが流れたところで、終幕の時間に。オードリーの2人がステージに登場し、改めて「協力してくれた皆さんもそうですけど、来てくれて本当にありがとね」と感謝。若林も「本当そうっすよ。最高のリトルトゥース（リスナー）ですよ。皆さんのおかげでこういう舞台が作れましたから。言葉になりません」と思いを伝えた。そして、「何年後になるかわかりませんけど、お互いトゥースだったら、またやろうよ」と再びのイベント開催を約束し、「これでドームライブは終わりますけど、我々はいつも土曜深夜に話し続けていきますで、気が向いたら聴いてください」とメッセージを送ってステージは幕を閉じた。
