第168回『直木賞』&『芥川賞』決定!ともに2作が受賞 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

第168回『直木賞』&『芥川賞』決定!ともに2作が受賞

エンタメ その他

 第168回の直木三十五賞と芥川龍之介賞の受賞者が決定した。

 直木三十五賞は小川哲の『地図と拳』と千早茜の『しろがねの葉』の2作。小川は2015年に『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞しデビュー。ノミネートは2019年に『噓と正典』で候補に入って以来2回目。千早は2008年に『魚神』で第21回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2013年に『あとかた』、2014年に『男ともだち』で直木賞にノミネートしており、今回約10年ぶり3回目のノミネートで受賞となった。

 また、芥川龍之介賞も直木三十五賞と同様に2作が受賞。井戸川射子の『この世の喜びよ』と、佐藤厚志の『荒地の家族』で、2人とも初ノミネートで受賞作に選出。井戸川は2018年に出版した詩集『する、されるユートピア』で第24回中原中也賞を、2021年には小説集『ここはとても速い川』で第43回野間文芸新人賞を受賞。佐藤は第49回新潮新人賞を『蛇沼』で受賞しデビュー。2020年に『境界の円居』で第3回仙台短編文学賞大賞受賞を、2021年には『象の皮膚』で第34回三島由紀夫賞候補に選ばれた。
《松尾》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top