“言葉の達人”古舘伊知郎&ヒコロヒーが初共演!ヒット曲についてサシトークするNHKラジオ番組 | RBB TODAY
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“言葉の達人”古舘伊知郎&ヒコロヒーが初共演!ヒット曲についてサシトークするNHKラジオ番組

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(C)NHK
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 NHK R1でラジオ番組『古舘 ヒコロヒーの時代は言葉で作られる』が19日22時5分から放送される。


 同番組は、古舘伊知郎とヒコロヒーによる「言葉」をテーマにしたラジオ番組。今回は、2人の興味のあるヒット曲から、歌詞の中に様々な時代性を見ていく。事前アンケートで、興味のある曲として、ともに吉田拓郎の作品をあげた2人。ヒコロヒーが注目したのは、拓郎の「イメージの詩」。「男はどうして 女を求めて さまよっているんだろう 女はどうして 男を求めて 着飾っているんだろう」という歌詞を取り上げ、「当時、拓郎さんは、何手も先に時代をみていたのかな」と作品への想いを語る。

 また、ヒコロヒーは、中島みゆきの「悪女」について、歌詞の世界観や意味が最初よくわからなかったとコメント。そうした中、「人生経験なのか複合的な理由かもしれないけど、25歳ごろ、ある日を境にストンと腑に落ちた」と体験を語る。一方の古館はこの経験について「モヤモヤしていて回っていて、ストンと落ちて感動がある。何か助走していたんでしょうね」と解説する。

 その後、沢田研二の「カサブランカ・ダンディ」、小林明子の「恋におちて-Fall in love-」などの歌詞について語り合う。最後には、今TikTokで15億回以上再生を記録しているSEKAI NO OWARI「Habit」も紹介。この曲の歌詞について、ヒコロヒーは、「2020年代の歌という感じ。いつの時代も若者は悩み苦しむが、今の時代、鬱屈した気持ちを吐き出す言葉が少ないように感じる。そうした中、この歌が若い世代に支持されているのでは」と人気の背景について語る。2人のコメントは次の通り。

【古舘伊知郎のコメント】
 本当にヒコロヒーさんは、類稀なる言葉選びの達人だと思いました。例えば、普通の人は「クローゼットでしょ!」っていうところを、「日本のタンスでしょ!」と言うみたいに。将棋でいえば、普通はこっちが定跡なのに、あえて別の手でくるとか。そうした反射神経がすごい!今回は、もう二度と会えないかなって、そのぐらいの覚悟でやりましたが、最後、今度また会えるかもしれない、次につながりそうな驚きの事実もトークで発覚したので...。お楽しみに。

【ヒコロヒーのコメント】
 めっちゃめちゃ楽しかったです!イメージと同じところもあったですし、違ったところも…意外としゃべりやすい!これまで報道の方というイメージもあったので、私みたいなものとどう接して下さるのかと思っていましたが、転がるようにしゃべっていただいて感謝しています。名刀をすごい間合いで振ったり、上げたり、引いたりして下さった感覚でした。また、事前に私の仕事ぶりを細かく調べて見て下さったのも優しさだと思いました。たいへん光栄なので、最初で最後と思って担当させていただきましたが...えっ?次回もまた?...何がどうなったら次につながるんですか?(笑)
《KT》
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