今日のGoogleトップ画面はICチップのイラスト。インテル共同創業者で“シリコンバレーの主”と呼ばれたロバート・ノイスの生誕84周年を記念した。 クイーンのフレディー・マーキュリーからキュリー夫人や野口英世など、さまざまなジャンルの偉人たちを称える“Googleロゴ”、今回はテクノロジー分野の“巨人”だ。 ロバート・ノイスは1927年12月12日、アイオワ州生まれ。半導体集積回路(IC)の発明者の一人として、また同じくIntelの共同創業者として知られている。ノイスたちが起こしたフェアチャイルド・セミコンダクター社からは、何十という企業が独立して半導体事業を行い、この地域はまもなくシリコンバレーと呼ばれるようになった。“シリコンバレーの主”と呼ばれたのはこのためだ。 その後、ノイスはゴードン・ムーア(ムーアの法則で有名)とともにインテルを設立。アメリカ国家技術賞など数々の顕彰を受けたのち、1990年6月に死去した。現在もサンタクララにあるインテル本社ビルはロバート・ノイス・ビルと名付けられている。