米Googleは16日（米国時間）、ウェブページ、ニュース、画像などが同一の検索結果ページに表示される「ユニバーサルサーチ」機能を発表した。 同発表は、同社公式ブログにおいて同社検索製品・利便性向上担当副社長のマリッサ・メイヤー氏名義による、「Universal search: The best answer is still the best answer」と題されたエントリ内で行われた。2001年の構想開始より、100人以上の手によって開発が進められてきたユニバーサルサーチ機能は、ウェブ検索、イメージ検索、書籍検索、動画検索、およびニュース検索を横断検索し、検索結果ページにまとめて表示できる機能だ。 また、Googleの操作性を向上させるため、検索結果ページの上部に「コンテキストナビゲーションリンク」を実験的に挿入したことも併せて発表された。コンテキストナビゲーションリンクでは、プログラミング言語の「Python」を検索した場合は「web」、「blogs」、「books」、「groups」、「code」などのリンクが表示されるが、「ダウンタウンロサンゼルス」で検索した場合は異なるリンクが表示される。さらに、Gmailなど、ほかのGoogleサービスへのリンクが表示される新ユニバーサルナビゲーションバーがページ最上部に挿入されたことも明らかにされた。
