米ジュニパーネットワークス、IPv6を用いた中国の次世代インターネットプラットホームに採用 | RBB TODAY
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米ジュニパーネットワークス、IPv6を用いた中国の次世代インターネットプラットホームに採用

ブロードバンド テクノロジー
 米ジュニパーネットワークスは1日、同社の「Mシリーズ」および「Tシリーズ」ルーティングプラットフォームが、中国の次世代インターネットプロジェクト(CNGI)のコアネットワーク構築に採用されたと発表した。

 CNGIは、中国政府の資金援助によるプロジェクトで、中国全土をカバーする世界最大規模のIPv6ネットワークを構築するというプロジェクト。ジュニパーネットワークスのMシリーズおよびTシリーズプラットフォームは、業界をリードするIPv6対応能力を同プロジェクトに評価されたとしており、CNGIに参加しているChina Education and Research Network(CERNET2)、China Mobile、China Netcom、China Rialcom、China Telecom、China Unicom各社のネットワークに採用されている。

 この件について、同社の中国担当副社長であるエリック・ユ氏は、「中国の主な通信事業者とサービスプロバイダーが、世界で最も先進的と言われているCNGIに参加しています。ジュニパーネットワークスは、この数年間IPv6向けプラットフォームを提供してきました。この実績とリーダーシップが評価されて、MシリーズとTシリーズが採用されました」とコメントしている。

 採用されたMシリーズおよびTシリーズプラットフォームは、MPLSにも対応しているため、サービスプロバイダーはVPN、高品質IP音声・ビデオストリーミング、第3世代モバイルアプリケーションなどの最先端サービスをIPv6で提供できるようになるという。また、搭載されているモジュラー型OS「JUNOS」の特徴のひとつであるIPv4との互換性により、IPv4ネットワークからIPv6ネットワークへのシームレスな転送も実現できるとしている。
《村上幸治》
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