[mobidec 2005]アイピーモバイル、来年10月のサービス開始に向け魅力的なコンテンツや端末を計画中 | RBB TODAY
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[mobidec 2005]アイピーモバイル、来年10月のサービス開始に向け魅力的なコンテンツや端末を計画中

エンタープライズ モバイルBIZ
 mobidec2005において、アイピーモバイルの取締役丸山孝一氏は「アイピーモバイルのモバイルブロードバンドサービス」と題して講演。同社が来年10月に開始を予定しているモバイル向けデータ通信サービスと、サービス開始後の戦略について紹介した。
  •  mobidec2005において、アイピーモバイルの取締役丸山孝一氏は「アイピーモバイルのモバイルブロードバンドサービス」と題して講演。同社が来年10月に開始を予定しているモバイル向けデータ通信サービスと、サービス開始後の戦略について紹介した。
  •  mobidec2005において、アイピーモバイルの取締役丸山孝一氏は「アイピーモバイルのモバイルブロードバンドサービス」と題して講演。同社が来年10月に開始を予定しているモバイル向けデータ通信サービスと、サービス開始後の戦略について紹介した。
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  •  mobidec2005において、アイピーモバイルの取締役丸山孝一氏は「アイピーモバイルのモバイルブロードバンドサービス」と題して講演。同社が来年10月に開始を予定しているモバイル向けデータ通信サービスと、サービス開始後の戦略について紹介した。
  •  mobidec2005において、アイピーモバイルの取締役丸山孝一氏は「アイピーモバイルのモバイルブロードバンドサービス」と題して講演。同社が来年10月に開始を予定しているモバイル向けデータ通信サービスと、サービス開始後の戦略について紹介した。
 mobidec初日のセッションで、アイピーモバイルの取締役丸山孝一氏は「アイピーモバイルのモバイルブロードバンドサービス」と題して、同社が来年10月に開始を予定しているモバイル向けデータ通信サービスと、サービス開始後の戦略について紹介した。同社は2GHz帯の通信事業者として基地局開設の認可を取得したばかりだ。

 セッションでは、まず、これまでの同社の活動を紹介。続けて、同社のサービスの特徴を技術的な部分にも触れながら紹介した。

 同社のサービスは、TD-CDMAと呼ばれる方式が特徴。これはCDMA方式を使う点では他社と同じだが、他社のように周波数を分割するFDD方式ではなく、時間を分割するTDD方式を採用している。FDD方式では、送信と受信のそれぞれに常に一定の帯域を割り当てるため、どちらか一方に帯域をフルに使うことはできない。しかし、TDD方式では、送信と受信を時間的に分けることで、送受信共に帯域をフルに割り当てることができる。そのため、音声通話というよりも、高速なデータ通信に向いているのだ。

 また、同社の方式はW-CDMAに比べ、ユーザ間干渉やパス間干渉といった電波干渉を極小化するジョイントディテクションの実装が容易で、多数のユーザが同時利用している場合も、品質の高い通信が行えるほか、端末の省電力化も容易などのメリットがある。同社はこれらの特徴を活かし、サービス開始当初は、データ通信に特化して展開していくという。

 コンテンツサービスを展開していく仕組みとしては、MBMS(MediaBroadcast / Multicast Service)が注目される。ティッカーニュース、音楽配信、交通情報などのほか、個人向けの文字情報通知や個人向け広告配信など、さまざまなものが考えられている。割り当てられた帯域15MHzのうち5MHzは、マルチメディア配信に利用することを検討していると述べた。

◆ ホットスポットを持ち歩くPMGの提供やIP電話による音声通話も

 端末については、カード型、組み込み型、モデム型、携帯型など、4つのカテゴリで展開を予定している。中でも注目されるのは、携帯型にカテゴライズされているパーソナルメディアゲートウェイ(PMG)型端末だ。これは複数のネットワーク対応モバイル機器を持ち歩く際に、それらを一元的に同社の通信サービスに接続するための仕組みである。PMGが同社の通信端末として機能し、モバイル機器とPMGとは無線LANで接続するというもの。ホットスポットを自ら持ち歩くという感覚だ。2007年には登場予定だという。また、将来的には、IP電話による音声通話サービスも事業化を検討しているという。

 いずれにしても、モバイル機器を利用する機会の多いユーザや、モバイル関連機器メーカーにとっては、来秋のサービス開始が楽しみな企業である。
《竹内充彦》
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