アイピーモバイルは、総務省に申請していたモバイルブロードバンドサービスが認可されることを受け、概要を発表した。2006年10月から開始し、最大で下り5.2Mbps／上り858kbpsで接続サービスを提供する。
サービスはPCMCIAやCFなどのカード型、自動販売機などへの組込型、固定通信用のモデム型、このモデムを小型化しBluetoothなどでほかのモバイル機器と接続するという4つの形態が示されている。
サービスエリアは、2006年〜2007年には東名阪に約3,000局、2008年〜2012年には全国で8,500局を設置する予定だ。なお、データ通信の需要が高い地域を優先するのはもとより、ブロードバンド化が困難な地域でも展開するという。
ほか、MVONによる他事業者への開放、さらなる高速化などの計画も明らかにされている。
《安達崇徳》
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