アップルコンピュータは31日、ノートPC「PowerBook G4」シリーズの新製品を発表した。発売日は、12インチモデルと15インチモデルが2月1日、17インチモデルが2月初旬となる。価格はいずれもオープンで、同社直販のアップルストア価格は、PowerPC G4 1.5GHz搭載の12インチモデルが178,290円から。
新しいPowerBook G4には、最高1.67GHzで動作するPowerPC G4、より高速タイプ（5,400rpm）のHDD、8倍速SuperDrive（DVD±RWドライブ）またはDVD-ROM＆CD-R/RWコンボドライブを搭載する。全モデルに、512Mバイトメモリ（DDR333）や、高速グラフィックスチップ「MOBILITY RADEON 9700」または「GeForce FX Go5200」、IEEE802.11g無線LAN、Bluetooth 2.0に加え、同社の新しい特許出願中の技術である、スクロールトラックパッドと緊急モーションセンサー「SMS（Sudden Motion Sensor）」を標準装備している。
SMS（3次元加速度センサー内蔵）により、ノートPCの落下や傾きを検知し、回転中のHDDを保護するのを助ける。
さらに、環境光センサー付きバックライトキーボードは、すべての15インチおよび17インチモデルで標準装備となり、従来モデルより最大10倍明るくなっているという。
プリインストールOSは、Mac OS X 10.3 Pantherで、統合デジタルライフスタイルソフト「iLife '05（アイライフオーファイブ）などが付属する。
12インチモデルの最小構成スペックは、PowerPC G4 1.5 GHz、512MバイトDDR SDRAM、60GバイトHDD、緊急モーションセンサー、DVD-ROM＆CD-R/RWコンボドライブ、64Mバイトビデオメモリ搭載のグラフィックスチップ「GeForce FX Go5200」、IEEE802.11g無線LAN、Bluetooth 2.0、10/100BASE-T Ethernet、56kbpsモデム、USB2.0ポート×2、FireWire 400、スクロールトラックパッドとなる。アップルストア価格は178,290円。
《高柳政弘》
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