ビル内の空調/照明/防災/防犯/業務ネットワークをIPv6で統合。NTTファシリティーズ | RBB TODAY
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ビル内の空調/照明/防災/防犯/業務ネットワークをIPv6で統合。NTTファシリティーズ

ブロードバンド テクノロジー
 NTTファシリティーズは、ビルディングオートメーションシステム(BAS)と業務用の通信回線をIPv6で統合するシステム「IPv6BAS」の提供を11月16日から開始する。BASとは、ビル内の空調、照明、防災、防犯を管理するシステム。

 これまでのBASは、空調、照明、防災、防犯などの設備ごとにネットワークを構築していた。さらに、業務用のネットワークとして、電話やイーサネットなどもBASとは別に構築する必要があった。そのため、複数のネットワークが混在し、相互のシステムを連携させるには信号変換装置を介して行われていた。

 NTTファシリティーズのIPv6BASでは、すべてのネットワークをIPv6で統合。これにより、システム同士の連携が可能になり、たとえば会議室の予約に合わせて照明や空調をコントロールする、外出先から設備の状況を確認するといったことが実現される。

 なお、第1弾としてNTT東日本さいたま新都心ビルで11月22日から同システムが稼働する。
《安達崇徳》
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