シャープは30日、TVチューナー内蔵のマルチメディア液晶ディスプレイ「液晶IT-TV」を発表した。製品ラインアップは、26型ワイドモデル「IT-26M1」（12月上旬発売）、23型ワイドモデル「IT-23M1（10月8日発売）、20型モデル「IT-20M1」（11月上旬）の6種類。価格はオープンで、実売予想価格は順に230,000円前後、200,000円前後、150,000円前後の見込み。
液晶IT-TVは、最大輝度500cd/m2の液晶とD4映像入力端子を搭載。26M1と20M1はASV方式低反射ブラックTFT液晶を、23M1にはTFT液晶を採用する。また、視野角は上下左右170度（23M1は176度）、コントラスト比800:1（23M1は550:1）、応答速度は16m秒以内。
また、TV映像用の高画素化処理技術（3次元Y/C分離機、動き適応型IP変換機能、ノイズリダクション機能など）を装備しているほか、PCの作業中でもTVやビデオの映像を子画面で表示できるのが特徴だ。
さらに、IT-26M1とIT-23M1の液晶パネルは、1,366×768ドットのデジタルハイビジョン表示に対応しており、デジタルハイビジョンチューナーとD4映像入力端子に接続することで、デジタルハイビジョン放送を16:9のフル画面で楽しめる。
インターフェースは、D4映像入力×1（26M1は×2）、S2映像入力×1（26M1は×2）、DVI-D、ミニD-Sub15ピンなどを用意する。
《高柳政弘》
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