NEC、企業向け「オンサイトライフサイクルマネジメント」を提供開始 | RBB TODAY
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NEC、企業向け「オンサイトライフサイクルマネジメント」を提供開始

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「オンサイトライフサイクルマネジメント」サービス概略
  • 「オンサイトライフサイクルマネジメント」サービス概略
  • 「オンサイトライフサイクルマネジメント」サポート体制
 NECとNECフィールディングは12日、顧客企業のITシステム全般を対象として、導入時のIT企画から設計・構築、運用・保守・改善、撤去まで、ライフサイクルに沿ってワンストップで対応するあらたなオンサイトサービス「オンサイトライフサイクルマネジメント」の提供を開始した。

 「オンサイトライフサイクルマネジメント」は、顧客企業の社内環境、もしくは顧客企業が利用するデータセンタ環境に設置されたホストコンピュータ、サーバ、クライアント、ネットワークの各システムに対し、技術者の常駐やリモートにて運用・保守を行う従来の「オンサイトサービス」を、クラウド指向のサービス導入にも対応させたもの。NECとNECフィールディングは、新サービスをNECの「クラウド指向サービスプラットフォームソリューション」における業種共通サービスメニューの1つとして提供するとのこと。提供される主なサービスは「サーバライフサイクルマネジメント」「ネットワークライフサイクルマネジメント」「クライアントライフサイクルマネジメント」「システム保守」となる。

 顧客企業のプライベートクラウド環境も含め、ITシステム全体をライフサイクル管理するため、顧客企業は、専門スキルが必要であったシステム管理/トラブル対応を任せることができ、ITシステムの運用や管理に関わるリソースをより戦略的な業務に集中させることが可能となる。またNECフィールディングが37年間にわたり提供している運用サポートの実績とノウハウをもとに、ITシステムのライフサイクル管理に必要な活動をメニュー化。顧客企業の運用の実態を評価し、実施すべき改善事項を提案するとともに、標準化・手順化などを実施することでプロセスの改善を支援する。また、サービスの運用要員として、ITシステムのライフサイクル管理のスキルを有するNECフィールディングのプラットフォームSE(システムエンジニア)が、個々のユーザーのITシステムをワンストップで管理する運用・保守統括を行う。なおNECフィールディングの全国約400か所の運用・保守拠点には、本サービスを提供できるスキルを持ったアドバンスドCE(カスタマエンジニア)を今年度末までに1,700名配備する予定となっている。

 新サービスの導入により顧客企業は、ITシステム運用における投資を効率化でき、ITシステムの安定稼働、管理者の負荷軽減・適正な人員配置が可能となる他、IT統制(J-SOX対応)に向けた、開発と運用の職掌分離実現が簡単になるなどのメリットがあるという。提供価格は、「サーバ50台、ネットワーク機器30台、クライアント1,000台の程度のシステムを、リモートでサービス提供した場合(技術者は週に1回訪問) 」のモデルケースで240万円/月から。今後3年間で300社への導入を目指す。
《冨岡晶》
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