東急など、iPhoneでAR活用の“街なかブックマーク”「ピナクリ」実験を開始 | RBB TODAY
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東急など、iPhoneでAR活用の“街なかブックマーク”「ピナクリ」実験を開始

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pin@clipの概要
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 東京急行電鉄は30日、日本電気、情報・システム研究機構国立情報学研究所、東急エージェンシーと共同で、街なかソーシャル・ブックマーキング「pin@clip ピナクリ」の実証実験を行うことを発表した。

 「pin@clip」は、渋谷で過ごす人たちが「iPhone」を媒体として、「おもしろい、お気に入り」情報を街で書き込み、ユーザー間でシェアすることで新しい発見を広げていくiPhoneアプリケーションサービス。「pin@clip」では、利用者の位置・時間などに応じてAR(拡張現実感) などのインターフェイス、リスト表示、マップ表示などを活用しながら、渋谷駅周辺(渋谷区神宮前、渋谷、東、桜丘町、南平台町、神南、宇田川町、道玄坂、円山町、神泉町、松濤、神山町)の情報を提供する。さらに東急ハンズ渋谷店店内では、売り場に応じた関連情報を提供する。

 提供される情報は、来街者や地域住人が渋谷で位置情報を付けて記録するお気に入り店舗やスポットに加えて、店舗からのリアルタイムのお勧め情報、渋谷で行われる映画・ライブ・イベントなどの情報など、渋谷に関わる多様な人々によって登録、シェアされる。また利用者は「pin@clip」によって、渋谷の好きな場所に自分のお気に入り情報「pin」を位置情報付きで埋め込むことと、気になった情報を「clip」することで、渋谷を離れても閲覧することが可能になる。

 実証実験期間は12月1日〜2010年3月10日。専用サイトでは現在実験の協力者(モニター)を募集中。この実証実験は、経済産業省「2009年度 ITとサービスの融合による新市場創出促進事業(e空間実証事業)」の一環として採択された、東京急行電鉄の事業「ぷらっとPlat」における渋谷モデルサービスとして実施されるもの。なお実験では、ARを用いたイベントや、渋谷駅ハチ公広場周辺で視聴できるエリア限定のワンセグ番組配信(エリアワンセグ)の実施も予定されている。「pin@clip」は12月1日午後よりAppStoreよりダウンロード可能。
《冨岡晶》
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