パナソニック、自宅で3D映像視聴を可能にする「フルHD・3D対応50V型プラズマディスプレイ」を開発 | RBB TODAY
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パナソニック、自宅で3D映像視聴を可能にする「フルHD・3D対応50V型プラズマディスプレイ」を開発

IT・デジタル テレビ
パナソニックによるフルHD・3Dシステムのイメージ
  • パナソニックによるフルHD・3Dシステムのイメージ
  • パナソニックFULL HD 3D Special Siteで公開中の3D映像体験イメージ(昨年の103V型PDPにおける例)
  • パナソニックFULL HD 3D Special Siteで公開中のフルHD・3Dの仕組み
  • パナソニックFULL HD 3D Special Siteで公開中のフレームシーケンシャル方式の仕組み
 パナソニックは28日、家庭において映画館と同等レベルの高品位で臨場感のある3D(立体)映像視聴を可能にする「フルHD・3D対応50V型PDP(プラズマディスプレイ)」と「3D用高精度アクティブシャッター・メガネ」を開発したと発表。10月6日から開催されるCEATEC JAPAN 2009(シーテック ジャパン2009)に参考出展する。

 同開発品は、2008年に同社が開発した、103V型PDPとBlu-rayディスクプレーヤーを用いた「フルHD・3D プラズマ・シアターシステム」をさらに進化させ、ホームシアターの主力として期待される50V型のディスプレイにおいて実現したもの。

 新開発された50V型PDPパネルは、明るさを維持しながら高速発光を実現する「3D高速駆動技術」や、左右の画像間に生じる残像を低減する「二重像低減技術」を搭載。加えて「フル動画解像度(1080本)」を有するPDPの動画再現性を向上させたことで、3D映像表示においても高画質・高精細映像を実現したという。

 視聴方式には、右眼・左眼用のフルHD(1,920×1,080ピクセル)映像をフレームごとに時分割で表示させる「フルHD×2フレームシーケンシャル方式」を採用。この方式はハリウッドの3D映画を劇場上映する際に使用されているもので、これにより家庭内でも高品位な3D視聴を可能にする。

 あわせて、3D用高精度アクティブシャッター・メガネを開発。右眼・左眼の映像とメガネのアクティブシャッターの開閉タイミングを高精度に制御する技術を用いて、フルHD映像の画質を損なう原因となる二重像の発生を大幅に軽減したという。なおメガネのデザインは幅広い年代で使用可能なユニバーサル対応。同社では今後、「フルHD・3D映像」を手軽に家庭で楽しめるように商品化を検討している。
《小口》
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