人類が初めて月面に降り立ってからちょうど40年。NASAは、1969年に放送されたアポロ11号の打ち上げから地球に帰還するまでの8日間の実況中継の録音音声を、40年後のまさに同じ日時にインターネットで配信する。 1969年7月20日、アポロ11号のニール・アームストロング船長が人類初となる月への第一歩を刻んだ。それから40周年を迎えるにあたって、NASAが“音声タイムカプセル”と題した音声配信を実施。7月16日のアポロ11号の打ち上げ2時間前から、24日に帰還するまでの音声記録を、40年前と同じ日の同時刻に再放送する。宇宙飛行士と地上チームとの交信や、管制センターからの実況放送が40年の時を経て蘇る。 配信は日本時間の16日20時32分スタート。アームストロング船長の有名なセリフ「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍だ(That's one small step for a man, one giant leap for mankind.)」が聞けるのは日本時間で21日11時56分頃となる。