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IIJ、M2M分野に向け「IIJモバイル」の提供を開始

エンタープライズ モバイルBIZ
対応M2M通信モジュール(AnyDATA.net inc.製DTM-620WK)
  • 対応M2M通信モジュール(AnyDATA.net inc.製DTM-620WK)
  • M2M分野でのIIJグループサービス提供イメージ
 インターネットイニシアティブ(IIJ)は19日、M2M(machine to machine)分野に本格参入し、M2M通信モジュール向けに「IIJモバイル」を提供すると発表した。

 「M2M(machine to machine)」は、人が介在せず、機械が相互に通信し合う通信形態。自動販売機や監視システム、センサーを搭載した計測機器など、多様な機械に通信モジュールが組み込まれ利用されている。今後は、ディスプレイを搭載した機器に広告データを配信して映像や画像を表示する「デジタルサイネージ」などでの利用も見込まれる分野だ。

 IIJモバイルでは、IIJがNTTドコモ/イー・モバイルから通信網を借り受けMVNOとして提供する3.5G(第3.5世代)の高速モバイルデータ通信サービスで、M2Mの通信モジュールに対して、7.2Mbpsの通信環境を提供する。また、インターネット接続回線を利用しながら閉域ネットワークを構成する「IIJダイレクトアクセス」などのIIJ独自のセキュリティ機能を組み合わせ、高速で安全な通信環境を実現するという。機器に組み込むM2M通信モジュールは順次拡大予定で、第一弾としてIIJモバイルサービス/タイプDに対応した韓国AnyDATA.net inc.製の「DTM-620WK」を推奨端末とする。DTM-620WKは、AnyDATA.net inc.が自社のブランドで販売し、IIJモバイルは通信ネットワークサービスを提供する形となる。

 なおデータセンター側システム、IIJモバイル、AnyDATA.net inc.のDTM-620WKを組み合わせたトータルなシステムは、すでに、IIJグループでポイント管理サービス事業を展開しているタイヘイコンピュータの、ポイントサービスやデジタルサイネージをオールインワンで提供する次世代販売促進ソリューション「POCKETTA(ポケッタ)」で提供を開始している。
《冨岡晶》
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