アイ・ピー・ファイン、中国特許情報のASPサービス「専利BASE-ASP」提供開始 | RBB TODAY
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アイ・ピー・ファイン、中国特許情報のASPサービス「専利BASE-ASP」提供開始

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専利BASE-ASPの仕組み
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 アイ・ピー・ファインは12日、中国特許情報のASPサービス「専利BASE-ASP」を3月1日より開始すると発表した。

 同社では、これまで中国特許情報の社内データベース検索システムとして、インハウス型の専利BASEを提供してきたが、サーバ導入や管理負担はなくしたいといった企業からの要望が増えてきたため、ASPタイプの専利BASEを開発し、サービスを開始するに至ったとのこと。主な機能は、データベース管理機能、表示レイアウト設定機能、各種統計機能、出願人名寄せ機能、日中ワード辞書機能などとなる。

 中国の経済発展に伴い、中国国内では日本をはじめ外国企業の模倣品問題はまだまだ深刻な経済問題となっている一方、中国における特許申請件数は毎年2桁の伸びを示している。中国特許・実用新案・意匠公報は、2008年には65万件発行され、すでに累計で約400万件に上っている。また、訴訟も数多く発生し年々増加している状況だ。「専利BASE-ASP」では、日本の企業が中国特許を日本特許と同様の感覚で調査できるように工夫されており、機械翻訳、日本語要約、専門翻訳等々、調査内容に応じた日本語化情報の使い分けや、出願人名寄せ機能などに対応する。

 1985年〜最新分の中から希望の条件で指定した必要範囲の公報だけを自社DBとして蓄積可能。また機械翻訳/日本語要約/専門翻訳/独自情報の4種類の日本語化情報の購入選択が可能な他、日本や米国等の基礎出願公報やファミリー出願国の公報データを独自に所有している場合、中国特許案件とのリンク表示が可能となっている。システム料金は月額1,500円から(利用ID数により異なる)で、中国特許データ販売は、特許1件あたり250円。
《池本淳》
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