Opera Softwareは4日、ウェブブラウザ「Opera 10」のアルファ版を公開した。 今回のアルファ版では、今後発表される予定のすべてのOpera 10製品の基盤となる新しいレンダリングエンジン「Opera Presto 2.2」が採用されている。Opera Presto 2.2は、6月にリリースされたOpera 9.5に搭載されたOpera Presto 2.1と比べて、ブラウジングの体感速度が約30%向上しているとのこと。また、ウェブ標準のサポートを強化した結果、Opera 10アルファ版はAcid 3のテストで100/100のスコアを獲得したという。これは、より広範な技術を用いて、かつ標準規格に準拠したウェブサイトを開発しても、Opera 10であれば問題なく表示できることを示している。その他の機能としては、インラインスペルチェック、ブラウザの更新を自動的に行うオートアップデートなどを搭載した。内蔵メールクライアントのOpera Mailは、HTML形式のメール作成をサポートした。 Opera 10アルファ版は、誰でもダウンロードと利用が可能だが、現在は英語版のみの提供となっている。もちろん英語版でも日本語サイトの表示などは問題なく利用できる。※19時20分追記:Opera 10アルファ版は、Windowsの場合「C:Program FilesOpera 10 Preview」にインストールされるため、旧バージョンをインストールしていても併用することが可能だ。その場合でも旧バージョンのブックマークやURL補完などの情報は正しく引き継がれている模様。
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