日本HP、NTTドコモにメディアサーバを納入〜HP OpenCall Media Platformで音声系サービスを拡張 | RBB TODAY
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日本HP、NTTドコモにメディアサーバを納入〜HP OpenCall Media Platformで音声系サービスを拡張

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OCMPにより、固定およびモバイルネットワーク契約ユーザに、コンテンツへのアクセスを提供できる
  • OCMPにより、固定およびモバイルネットワーク契約ユーザに、コンテンツへのアクセスを提供できる
 日本ヒューレット・パッカードは4日、同社製の通信メディアサービス用プラットフォーム製品である「HPオープンコール・メディアプラットフォーム」(HP OpenCall Media Platform、HP OCMP)をNTTドコモに納入し、加入者向け音声系サービスでの利用が開始されたと発表した。「HP OCMP」は、これまでに52カ国、150以上の通信事業者に導入されている。

 「HP OCMP」は、通信事業者がサービスを提供する際の基盤となる製品。オープンな標準(IP)ネットワークと標準的なIT技術を広く採用し、通信設備及び運用費の削減に加え、新サービスの迅速な市場投入を可能にするものだ。ソフトウェア処理を基本とした高性能IPメディアサーバとして、新世代ネットワークの標準通信プロトコルであるSIP(Session Initiation Protocol)に対応したほか、メディアサービス開発の標準言語であるVoiceXMLやCCXMLなどのオープンで標準の技術を広く採用しており、新サービスの開発にかかるリードタイムを大幅に短縮することが可能となる。ハードウェアおよびOSはHP ProLiant DL380、HP ProLiant ブレード、HP Carrier Grade Blades、Linux Red Hat 4、Hardened Linuxに対応する。

 今回「HP OCMP」などをベースに構築されたメディアサービスプラットフォームは、NTTドコモの留守番電話サービス、リングバックトーンサービスや自動音声応答サービス(IVR)や、将来のマルチメディアサービス向けのプラットフォームとして活用できるように設計されているとのこと。また「HP OCMP」は、NTTドコモの基幹ネットワークに接続され、ネットワーク上の複数のメディアサービスを1つのプラットフォーム上に統合可能とするという。このプラットフォームは、2万ポートを超える同時音声処理容量を有しており、将来の容量拡張や機能拡張にも柔軟に対応可能で、高い投資効果を発揮する見込みだ。
《池本淳》
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