【スピード速報】近畿最速のドメインはsannet.ne.jp、シェアトップはeonet.ne.jpで共に地元勢
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今回は、第103回「神奈川県最速のドメインはpoint.ne.jp、シェアと速度の両方に強みを発揮するmesh.ad.jp」に続いて、近畿地方におけるドメイン別のシェアと平均ダウンロード速度(ダウン速度)を分析する。2008年8月26日〜9月1日の測定データからの測定データから測定地が近畿地方だと確定できるものについて測定数シェアを算出し、シェアトップ25のドメインにおけるダウン速度と共にグラフ化した。
図を見ての通り、ダウン速度ではsannet.ne.jp(SANNETインターネットサービス)が42.1Mbpsでトップに立った。sannet.ne.jpは地元(大阪府守口市)の株式会社NTTデータ三洋システムが提供している。ちなみに、第103回「神奈川県最速のドメイン」では測定数が非常に少なかったため参考値扱いとしたが、65.1Mbpsを叩き出してトップを上回っていた。
また、シェアにおいてはeonet.ne.jp(eonet)が25%でトップに立った。eonetは地元の関西電力グループのケイ・オプティコムが提供している。また、6%で4位のzaq.ne.jp(ZAQインターネット)はアットネットホーム株式会社と関西マルチメディアサービス株式会社の二社共同運営であり、2%で9位のbai.ne.jp(ベイ・エリア・インターネット)もアイテック阪急阪神株式会社が提供していることから、シェア8位のsannet.ne.jpを含めると地元勢4社でシェア35%を占めていることになる。
しかし、この4社を除けば全国系プロバイダが強く、ocn.ne.jp(オープンコンピュータネットワーク)が17%でシェア2位、bbtec.net(SoftbankBB Corp.)が10%でシェア3位となった。ダウン速度においても、2位はbbexcite.jp(エキサイト株式会社)の41.5Mbps、3位はplala.ne.jp(ぷらら)の38.6Mbpsとなっている。
これまでこの連載で示したとおり、都道府県を単位とする集計では地方色がどう出るかが興味深い。しかし、残念ながら近畿各県の計測数は若干少なく、今回は県ごとではなく地方で集計した。今後、計測数が増えれば、県単位での集計を行ってみたい。読者の皆様の計測へのご参加をお願いしつつ、今後も、順不同かつランダムなタイミングで取り上げていこう。
※【スピード速報】では三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県(都道府県コード順)の2府5県を近畿、近畿地方としている。
※ 記事中に記載した各ドメイン名に続くカッコの中は、そのネットワークサービス名/組織名/登録者名またはRegistrant Nameであり、jpドメインについてはJPRS、netドメインについてはNetwork SolutionsのWHOISデータベースにおける表記をそのまま使用している。
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