アドコアテックは15日、従来の2倍の通信速度を持つW-CDMA方式「HSDPA7.2Mbps」の「3.5Gデジタル・ベースバンド(DBB)技術」を開発した。 HSDPA7.2Mbpsのベースとなるアーキテクチャは、複数の小型DSPを用いて、高いピーク性能と低消費電力、かつ低コストを実現したもので、拡張時や統合時の相互干渉を最小限にとどめる構成を採用している。また、今後サービス適用が想定されている、上り回線の高速化技術・HSUPA-DBBについても、このアーキテクチャーの長所を活かした開発をすでに完了しているとのことだ。