日本HP、“データ重複排除技術”搭載のディスクバックアップ「D2D2500」など4製品を発表 | RBB TODAY
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日本HP、“データ重複排除技術”搭載のディスクバックアップ「D2D2500」など4製品を発表

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HP StorageWorks D2D2500 Backup System
  • HP StorageWorks D2D2500 Backup System
  • HP StorageWorks D2D4000 Backup System
 日本ヒューレット・パッカードは30日、中堅・中小規模顧客から大規模なデータセンターまでのデータ保護環境において、データの格納領域を抑えることができる「データ重複排除技術」(Data Deduplication)を実装するディスクバックアップ製品「HP StorageWorks D2D2500 Backup System」など4製品を発表した。8月上旬より、順次出荷開始の予定。

 「データ重複排除技術」は、以前のバックアップデータを新しいバックアップデータとブロック単位で比較し、重複した個所があればその部分はコピーしない技術。日本HPの「データ重複排除技術」では、1日あたりのデータ変更率を0.5%とした場合、1週間に1度のフルバックアップを1年間行ったとすると、通常の運用に比較して、約50分の1に格納領域を抑えることができるという。

 さらに日本HPでは、「データ重複排除技術」を大きく「動的重複排除」(Dynamic Deduplication)と「加速的重複排除」(Accelerated Deduplication)に分け、「HP StorageWorks」ディスクバックアップ製品群に搭載。「動的重複排除」はコストを重視する支店などの中小規模システム向けの新製品「D2D2500」と「D2D4000」で採用し、一方「加速的重複排除」は高いサービスレベルを要求されるデータセンターなど大規模システム向けに「HP StorageWorks VLS6000シリーズ」などのライセンスとして提供する。

 HP StorageWorks D2D2500 Backup System(1Uラックサイズ、論理容量:最大2.25TB、100GbE(iSCSI)×2)が 税込819,000円〜。HP StorageWorks D2D4000 Backup System(2Uラックサイズ、論理容量:最大7.5TB、100GbE(iSCSI)×2または4Gb(FC)×2)が2,730,000円〜。HP StorageWorks VLS6000 Data Deduplication LTU(HP StorageWorks VLS6000 シリーズ対応の重複排除ライセンス)が1,155,000円〜。HP StorageWorks VLS12000 Data Deduplication LTU(HP StorageWorks VLS12000 Gateway対応の重複排除ライセンス)が693,000円〜。

 このほか、遠隔地や支店などのバックアップを低帯域のWAN(ワイドエリアネットワーク)経由で集約サイトへ自動複製・保存する「遠隔レプリケーション機能」も2008年後半に提供予定とのこと。
《冨岡晶》
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