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「裏サイト」閲覧者の半数以上が「有害サイトではない」と認識

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裏サイトに関する意識調査
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 いじめの温床となっているとの指摘がある「学校裏サイト」などの「裏サイト」についてアイシェアが調査を実施。「裏サイト」閲覧経験者は15%、閲覧者の半数以上が「有害サイトではない」と認識していることが明らかになった。調査は2008年5月14日〜5月16日に18歳〜25歳の男女246名を対象に行われた。

 実際に「裏サイト」と呼ばれるサイトを閲覧したことがあるのは全体の15.0%。男性は15.8%、女性は14.0%と、閲覧経験に大きな男女差は見られなかった。閲覧経験者のうち「『裏サイト』の書き込みを見てイライラを感じたことがある」としたのは73.0%。女性では80%にのぼり、書き込みを見た閲覧経験者の多くは嫌悪感を感じたようだ。また、「裏サイト」の誹謗中傷書き込みについては「裏サイト」閲覧経験の有無にかかわらず全体の78.0%が「削除した方が良いと思う」と答えた。

 「『裏サイト』は有害サイトだと思うか?」との問いについて、「有害だ」としたのは閲覧未経験者では65.6%だが、閲覧経験者では45.9%と未経験者に比べ20%低い数字。経験者の母数が小さいことを差し引いても、半数以上が「有害ではない」と認識していることは目を引く。10代、20代の多くは「裏サイトは有害」というイメージから「裏サイト」へのアクセスを控えているが、閲覧してみると「必ずしも有害ではない」と思う人も少なくない、ということのようだ。

 文部科学省による調査報告で「学校裏サイトは有害」のイメージがついており、携帯電話キャリア各社は裏サイトへのアクセスを制限する動きも出ている。そんな中、実際に利用したことのある人では半数以上が「有害ではない」と回答したことは注目される。
《関口賢》
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